漠然とした考えで申し訳ないのですが、私は医師免許と医療に関してのある程度の知識は欲しいですが医師として働いていきたいとは…

Question

漠然とした考えで申し訳ないのですが、私は医師免許と医療に関してのある程度の知識は欲しいですが医師として働いていきたいとは思っていません。自分と関わる人たち及び自分自身の健康を守りたいことから知識が欲しいのと、最低限の食い扶持の保証として免許が欲しいです。考えられうる反論として、「そんな生半可な気持ちでは難関である医学部に合格するのは難しいし、入ってからのモチベーションが続かずに卒業も難しい」だとか「限られた医者になれるだけの枠をそのような働く気のない人間が埋めるべきではない」のようなものがあるかと思いますが、前者に関しては少なくとも模試では安定して合格ラインを維持しておりますので心配はあまりしておらず、後者に関しては人数を他学部とは違い極端に規制している国の問題ですし、留年、中退者の多さを考えれば1枠程度でそのように言われる筋合いはないかと思っています(口が悪いかもしれませんが)。面接でもこのように答えるつもりはありません。
前置きが長くなりましたが、同じような考えてなくてもよいので、自分自身もしくは知り合いの方で医師免許は取得したものの今は別の仕事をしている方の情報を得たいと思っています。具体的には、どのような職についているのか、どういった経緯でそうなったのか、後悔していないかなどが知りたいです。

補足

テレビ番組で見掛けましたが、医学部通いながら司法試験にも受かり、現時点では経営に興味があるって方がいるみたいですね。何をするにしても説得力になるとのことで取得するだけで、医師としても弁護士としても働く気は無いとか。

Answer 1

別にいいんじゃないでしょうか？
誰でも自由に人生を送る権利があります。

一つわからないのは、「最低限の食いぶちの保証を得る」ということをどういう意味で話されているかの点です。

医師免許を利用して「最低限の食いぶちの保証を得る」ためには、臨床研修も終えなくてはなりません（そうでないと保険診療すらできない）し、専門を選び後期研修も終えなくてはなりませんよ。
（アルバイトにしろ、専門が決っておらず、根なし草の医師を雇う医療機関も存在しないので）

後期研修を早期にドロップアウトすることは可能ですが、学生生活6年と初期研修2年、後期研修を2年でドロップアウトしたとしても、都合10年必要です。

しかも若手医師の仕事は奴隷以下、糞尿や病原菌にまみれ24時間365日体制で働かされ続け、連日罵倒を受け続けるような待遇ですが、本当にそれでも、余りやりたくないのに、食いぶちが得られるほどの苦労を負いますか？

そこまで到達するのにかなりの苦労が必要ですから、その後別の道に進むのはかなり割が悪い選択肢になりますが…

食いぶちにするのはあきらめて、医学部を卒業し、一切医師をやらないならわかります。
塾講師なんかにはなれるんじゃないでしょうか？

医学部を卒業し、臨床以外の仕事をしている人間は大勢います。

行政職はわかりやすい例ですし、研究職、製薬会社のＭＤ、などが代表でしょうか。

しかしながら、一般にこのような立場は臨床医として働いたキャリアを前提に必要とされるのであり、免許だけ取得して何もやったことがない人間が求められるわけではありません。

Answer 2

理Ⅲ後、数年臨床医していましたが、
今は医専予備校の講師
って言う人がいます。

Answer 3

>自分と関わる人たち及び自分自身の健康を守りたいことから知識が欲し
いのと、最低限の食い扶持の保証として免許が欲しいです。

職務を全うできれば、医師を目指す理由は、どんなものであってもよいと、個人的には思っています。

しかし、医師として働くつもりがなくて、最低限の医学部6年間と2年の初期研修を費やすのは、時間と労力とお金の無駄に思えます。あなたの言うところの、身近な人に役立つ生きた知識や技術や人脈は、8年間頑張ったところで、手に入れられないと思います。

医学部や初期研修で身につく知識や経験は、ごく限られたものに過ぎず、また、知見はすぐに新しいものに書き換えられていくからです。

>自分自身もしくは知り合いの方で医師免許は取得したものの今は別の仕事をしている方

少なくとも、自身の周囲には、医師免許取得後に、医学や医療と無関係の仕事をしている方は、おられません。