まだITの未経験の２７歳の韓国籍、東京在住の女性です。 就労ビザあり、英語可能です。日本語は日常会話可能です。 …

Question

まだITの未経験の２７歳の韓国籍、東京在住の女性です。
就労ビザあり、英語可能です。日本語は日常会話可能です。

IT業界へ転職を目指しています。

いま働いてる会社は外資系のカスタマーサービス業で、給料に不満はないもののここで長く働けるだけのスキルが身につかないため、IT技術（まずはJAVAを考えています）を習得してIT専門家になりたいと考えています。

以下質問です。

質問１。
私のようにIT未経験の人も成長できる会社はすぐ見つけることが可能でしょうか。
（日本人の場合は機会が多そうな印象がありますが、私のような外国人の場合IT業界で就業機会はどうでしょうか）

質問２。
いまの会社で働きながらITスクールに通ってポートフォリオなどを持った場合（ただしIT業界の実務経験は無い場合）まったくの未経験であるよりはもっといい条件の会社に就ける可能性がありますか。

Answer 1

現実問題として不可能と思います。
たしかに人手不足な業界ですが、会社が求めているのは即戦力になる人材です。
新卒ならばともかく、27歳という年齢でIT未経験という人間を採用する会社があるとは思えません。
会社が戦力としてカウントできる人材になるには未経験からではやはり2年くらいは必要でしょう。
新卒ならばこの先の伸び代に期待してIT技術のない人間をとることもありえますが、27歳では戦力としてカウントできるころには30を超えている可能性があります。
常識的に考えて30代で新人と同程度の戦力にしかならないような者を受け入れる会社はないでしょう。
前の人が書いている人材不足はただ人が少ないではなくて、技術を持った人が少ない、です。
何の技術もない人間が中途で入れるような気楽な業界ではありません。

外国の方ではなおさらです。
オフショアが話題になることの多いこの業界ですが、言葉の違いから細かい仕様が伝わらず大問題になることが多々あります。
非常に高いIT技術を持っているならばともかく、なんの技術もないのでは言葉の問題の分、会社にとって不利でしかなく採用されると思えません。

ITスクールでのポートフォリオが有利にはたらくこともないでしょう。
27歳という年齢で実務経験がない者を採用するより新卒を採った方が会社にとって有益と思えるからです。
また、ITスクールなどの勉強や資格が現場でそのまま役に立つような業界でもありません。
やはり現場での経験が貴重になりますが、その貴重な時間をすでに他のことに費やしてしまっている状態では厳しいといわざるをえません。
基本的に中途採用はよほどに優れた技術を持っていてすでに実績のある人間しか選ばれないと思ってください。

新卒ならばともかく、中途採用で何の基盤となる技術も持っていない人間が入っていけるような業界ではないことは念頭においてください。

Answer 2

>IT技術（まずはJAVAを考えています）を習得してIT専門家になりたいと考えています。

日本は人材不足で悪循環になっています。
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過労による精神疾患でワースト1、IT業界が変われない理由
(日経コンピュータ 2017/02/28)

従業員数当たりの比率では、精神疾患、自殺ともに他産業の2倍以上。特に精神疾患の割合では、建設業などを超えてワースト1である。もちろんこの数字は氷山の一角であり、労災の申告や認定に至らなかったケースも多数あるだろう。

東京労働局が2016年9月に過労自殺と認定した電通社員の一件をきっかけに、広告業界における過酷な長時間労働がクローズアップされた。だが、過労による精神疾患や自殺については、IT業界はワースト1の劣等生、と言わざるを得ない。

もう一つの要因、スキルのミスマッチ

常駐先には、自社オフィスとは異なり、社内の先輩も後輩もいない。自分にはないスキルを要する仕事をあてがわれても、誰かに相談して教えを請うたり、代わってもらったりできない。

ある中小IT企業の経営者は「以前は客先がOJT（オン・ザ・ジョブ・トレーニング）の場だったが、客先にもその余裕がなくなりつつある」と語る。「昔であれば、新人をうまく育成してくれる客先に常駐させて育てるか、あるいはベテラン社員と新入社員をセットで客先に送り、新人を鍛えられた。今は客先も受け入れの余裕がなく、『即戦力の1人常駐』を求められるケースが多い」。

別のIT企業の経営者は、スキルのミスマッチが起きる別の理由として、「受託ITを担う人材の質が地盤沈下しているのに、多くのIT企業が昔の感覚で客先常駐させていること」と語る。「質が高い人材であれば、自ら工夫して業務を効率化し、客先でも定時で帰れる。だが今では、こうした『自ら工夫できる人材』は軒並みアプリ開発などのスタートアップ企業に流れ、受託ITにはこなくなった」。
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そのため、こういう転職サイトが流行っています。
https://paiza.jp/

>まったくの未経験であるよりはもっといい条件の会社に就ける可能性がありますか。

そうです。

人材紹介会社が経営する
無料プログラミングスクールもあります。
http://programming-study.com/conditions/free/

Answer 3

質問１
可能です。国籍は関係ありません。技術と言語があれば、引く手あまたよりどりみどりです。逆にそれだけ業界全体が離職率が高い＝ブラックということです。
よ～く見極めて下さいね。

質問２
ポートフォリオの有無も結果を左右するし、何より、それだけ準備をした分、入った後ご本人が楽だと思いますよ。

それより、業界全体が本当にブラックで、過酷です。死ぬ人も（ごめんね、本当にそうですよ）後を経たないので、慎重に選んでくださいね。

IT業界でバリバリ働いていた友人（３０代）を亡くした者より