手のできものの切除の関係でお世話になった若いお医者さんがいますが、転勤で今の病院と全く違うところに行くとのこと。

Question

手のできものの切除の関係でお世話になった若いお医者さんがいますが、転勤で今の病院と全く違うところに行くとのこと。医学部を卒業して医局に所属するとは聞きますが、転勤は頻繁にあるのですか？仮に結婚し、子供がいる場合はどうするのでしょうか。

Answer 1

普通の人から見たら頻繁に転勤はあります。
医局によりますが、卒後15年ぐらいまでは２−５年で職場が変わることが多いです。卒後20年以上経って部長になると落ち着くことが多いですね。
ある病院では〇〇の症例が多い、この病院ではXXの治療ができる、あっちの病院では△△の検査ができるなど病院によって得意不得意、機能分担があるので若いうちはいろんなことを学ぶために様々な病院に転勤することが多いです。田舎では学べないことを東京や大阪に学びに行ったりすることもありますし、東京の大学が東北に関連病院があってそちらに派遣されることもよくあります。
結婚して子供がいようと、独身であろうと、あまり考慮されないのが普通です。結婚相手が女医で一緒に働きたいなどと言う場合は考慮されることは聞きますがね。
ですから、そういう事情を知らない一般人が医者と結婚して、突然地方などに派遣されると、付いてかないと言って離婚するのが私の周りでも数人ありました。
まあ、もちろん最初から幹部候補生として入局し、大学病院と基幹病院しか行かない優秀な医師もいますよ。その場合は2-4年ほど海外留学という道を通らねばなりませんが。