解決済み
お早うございます。 ISO(イソ)について質問です。私の職場はアパレル・物流倉庫です。名前は伏せますが、取引先と絡む業務を担当しています。直接、接点はありませんが、「現場チーフ?」となって協力してくれるスタッフを支援します。※役職はないです。 実は取引先がISOを取得しております。私は勤め先でもISOを取得し取引先と更に緊密、関係を深められればという思いです。 これを取得することで社会的責任は更に充実すると思いますが…会社のイメージアップ、社会貢献?にも繋がりますよね? 取得は難しいものなのでしょうか?
取引先とやりとりがある仕事ですが、仕事の優先度は低いと課長・主任からは聞いています。
184閲覧
ISOとは、International Organization for Standardization(国際標準化 機構)のことです。その名の通り、国際間の取引をスムーズにするために 共通の基準を決めるということです。 この機関が定めているのが、ISO規格です。 国際規格はそのまま国内規格となるため、 国際取引がない会社にも適用さ れます。 ISO規格は番号によって整理され、多くの種類があります。 ISO審査機関の審査によって認証された状態を、ISO認証取得といいます。 ISO規格には下記のように色々とあります。 ISO9001 (品質マネジメントシステム) 顧客に品質のよいモノやサービスを提供すること、つまり『顧客満足』を 目的としている。 ISO14001 (環境マネジメントシステム) 会社を取り巻く地域の方々(利害関係者)のために環境に悪影響を与えな いようにすること、つまり『環境保全』を目的としている。 ISO22000 FSSC22000 (食品安全マネジメントシステム) 消費者に安全な食品を消費者に届けることを目的とする。 ISO27001 (情報セキュリティマネジメントシステム) 情報の漏洩を防ぐことを目的とする。 ISO39001 (道路交通安全マネジメントシステム) 交通事故による死亡・重傷事故の発生を撲滅させることを目的とする。 ISO22301 (事業継続マネジメントシステム) 災害などの際、事業が継続できるようにすることを目的とする。 OHSAS18001 (労働安全マネジメントシステム) 従業員が安全な労働環境の下で働けるようにすることを目的とする。 Pマーク (プライバシーマーク) 個人情報の保護を目的とする。 質問者様の会社の場合、アパレル・物流倉庫ということですが、やはりこ のISOの取得のメリットは、質問者様が言われているように大きいです。 ISOを取得しているからといって、取得していない企業に比べて優れてい るかというと、そうとは限りません。しかし、ISOには「第三者による審 査」という最大の特徴があります。 第三者(ISOの審査員)に対し、自分たちのルールを公開し、そのルール をきちんと守っていることを示すことで、「認証」がもらえます。 『認証』がそのまま『信頼』になります。 この会社は決めたルールどおりに実行しているという証になるというの は、ISO以外にはありません。 企業内で独自の管理システムを構築できる 大手企業よりも、それが難しい中小企業による取得が目立つのもそのため です。 質問者様、やはりISO取得は企業にとって大きなメリットです。 できることなら積極的にISO取得に力を注ぐべきと思います。 「仕事の優先度は低いと課長・主任からは聞いています。」-----> ISO取得は優先度が高いと思いますが・・・ 会社にもっと強く押してもいいと思います。 質問者様、以上ですが参考になれば嬉しく思います。 正しいことが正解であるべき、私はそう思います。
「ISO」というのがISO9001又はISO14001を意味しているのであれば、認証取得したところで「社会的責任は更に充実」するといった効果はありません。なぜなら、ISO9001にもISO14001にもそのような直接的な意図がないからです。 イメージアップにつながるかどうかについては、定性的な効果はもしかしたら少しはあるかもしれませんが、ほとんどないといってもいいでしょう。なぜなら、ISO9001規格もISO14001規格も、その内容や意図が一般の人にほとんど知られていないからです。知られていない規格の認証を取得したところで、イメージアップにつながるはずがありません。 認証を取得すること自体は簡単です。 認証機関に申し込めば審査してもらえますし、審査で落ちる会社はほとんどないはずです。なぜなら、ISO9001もISO14001もやっていて当たり前のことが要求事項として規定されているからです。(ちなみに、私は仕事でISO認証に係わるようになって10年以上ですが、審査に落ちた事例は1件も知りません) なお、認証を取得後に労力がかかって大変だという回答がありますが、これは労力がかかって大変になるような運用をわざわざしているからです。つまり、ISO認証を取得・維持するための文書や記録を作ったり、それに関連する活動(内部監査やマネジメントレビューと称するイベント)をするから労力がかかるのです。 そんなことをせず、従来からある仕事の仕組みに沿って従来通りに仕事をしていれば、余計な労力がかかることはないですし、それが本来のあり方です。
昔はどこでも取得しましたよね、私の会社は取得していませんが、取引先が取得してみていましたが継続にものすごくエネルギーが必要だなと思いました、ISOだけで人件費、資料代など膨大で意味があるのかな?と疑問を持っていました。私の会社も取得すると言い出したらどうしようと気持ちでしたが結局取得しませんでした。
以前は「錦の御旗」のように猫も杓子も取得していましたが、最近は維持費ばかりがかかり、しかもそんなに重用されていないようです。
< 質問に関する求人 >
アパレル(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る