日本の権益はどこですか？

Question

日本の権益はどこですか？我々の労働は誰かの資本によって為されるわけですが、その根っこはどこにあるのでしょう。
分散しているのは分かります。が、しいて言うとどこにあるのでしょう。
政治家は資本の傀儡ですから違うと思います。

陰謀論とかオカルトとかは好きじゃありません。
純粋に、誰のために労働をしていて、その相手は誰のために･･･を突き詰めていくと、本当にループしているのかが気になったのです。

この質問のタイトルが分かりづらかったら申し訳ないです。
流動的にグルグル巡るお金の、その吹き溜まりと考えられる場所はどこなのでしょうか。
お金を刷っても経済政策をやってもいずれデフレになるなら、そのお金はどこに消えてるのでしょうか。

Answer 1

日本にはロックフェラーやロスチャイルドみたいなものはありません。財閥解体されてから企業グループはお互いの株を持ち合うことでグループを構成しています。どこかに集中しているということはありません。

デフレになるのは付加価値に対して通貨発行量が少ないからです。
デフレは意図的になされているという見方の人はいます。
そのことについての明言はしませんが、日本銀行の株を政府がすべて持っているわけではありません。政府以外の株主は公表されていません。会社は株主のものであり、政府以外の大株主の意思が通貨発行に際して影響を与えていないと断言はできないと思います。

日本銀行は政府が過半数の株を持っているだけマシでしょう。FRBは完全な民間であり、ドルを発行するたびに政府は手数料を払っているようなものです。政府の払う手数料の原資は国民からの税金です。つまりアメリカ人はドル発行のために税金を納めているという側面があるということであり、手数料収入の利益はFRBの株主であるヨーロッパの銀行家たちが受けることになります。
日本についてはアメリカの現状から類推していただくとして、どこかに集中しているのかということの答えとしては、通貨発行権を持っている人たち、ということになろうかと思います。日本銀行の総裁というわけではありません。日本の銀行はBIS規制を受けますから、それも含めて日本はコントロールされています。BIS銀行も民間です。