現在、個人開業の歯科医院で歯科助手をやってます。

Question

現在、個人開業の歯科医院で歯科助手をやってます。保険や年金の事について教えてほしいです。

院長 1人
衛生士 2人（1人はフルタイムパートで産休中）
助手 3人（1人は午前だけのパート）
技工士 1人

7名でやってます。
私は正社員で採用されてるのですが、国保と国民年金に加入してます。
助手の午前だけのパートの方と私以外は皆さん歯科医師国保と厚生年金に加入しているみたいです。

私も歯科医師国保と厚生年金が良かったのですが、人数が限られてて入れないと言われました。
誰かが辞めない限り私は歯科医師国保と厚生年金には加入できないんでしょうか？
国民年金は将来もらえる額が少ないと聞き不安になりました。

Answer 1

歯科医師国保や厚生年金は職場の人員に制限を設けているわけでなく、「何人でも該当する全員を揃って加入させねばならない」ことになっています。

したがって、「人数が限られていて」は院長の個人の方便に過ぎなく、制度上の制約を言っていることにはならないです(勘違い・解釈間違いという問題では済まなくて)

しかも、午前だけの１人を除いて常時６人という人員数は、「健康保険・厚生年金」の強制適用事業所に該当して、歯科医師国保を選択できる余地なく、協会けんぽと厚生年金に全員まとめて入らないといけない環境です。
http://www.nenkin.go.jp/service/kounen/jigyosho-hiho/jigyosho/20150518.html

以上から質問者さんは「入れないけれど仕方がない」のでなく、「入るべきところを方便で入れてもらえていない」のが実情です。

正社員という名目でも、実態としては冷遇ですよね。歯科医院では経営上の労使トラブルが少なくなく、社会保険の面においてもよく相談事例が挙がります…