医師を目指しているのですが、

Question

医師を目指しているのですが、よく医師にはコミュニケーション能力が

必要だと言われます。

ですが、本当に必要なコミュニケーション能力

というのは

医師と医師、看護師と医師の連携、

患者にわかりやすく病状を伝えて適切に治療する。

このことですよね？

患者と世間話出来るようになるのは絶対必要ではない

ですよね？

そりゃあ世間話を出来た方がいいと思いますが

あくまで優先順位です！

Answer 1

＞（医師にとって）本当に必要なコミュニケーション能力というのは
医師と医師、看護師と医師の連携、
患者にわかりやすく病状を伝えて適切に治療する。
このことですよね？

本当意味ではコミュニケーションは対医者だけですよ
対等な関係で相互に情報をやりとりするのは対医者だけですからね
でも逆に言えば世間常識をふまえて丁寧にやり取りしていれば別に問題になりえないのも対医者関係です

対看護師対コメディカルについては相手の情報をきちんと読み取ることから必要です（そもそも相手に医学的にきちんとした説明が出来る保証がありません）のでまずは安心して話をさせるところから普段からの関係性が大事です。特定の看護師コメディカルと距離を縮めておけば大半は網羅できるので「全員相手」にする必要はありませんが、少なくともネガティブな相手は限定しておかないといけません

対患者については、一番大事なのは危険な患者をより分ける能力です。コミュニケーションをとるべき相手の選別が一番大事です。君子危うきに~といいます。最初の選別が大事、つまり相手を見定める洞察力が一番大事です。次に相手を無力化するための能力である「説明能力」です。患者や家族への聞き取りは診療に必要な部分を踏まえていれば（それ以上があっても構いませんが）それ以上は必須ではありません。目的は患者や家族の予想外の動きを止めること、こちらに不利益な行動を抑制することにあるので、内容の緻密さがすべてではなく如何に相手に受け入れさせるかであり如何に前もって説明しておくかです。正直前もって納得しているなら内容のいかんは問わないと言い切ってもいいのです。いくら緻密で素晴らしい説明でも時期を逸していたら意味がないのです。そのため時間を選び場所を選び言葉を選びます。相手をきちんとなっとくさせ誘導する説明能力があれば危険は回避できますからね。診療という実務行為を粛々と行うために必要なものは、確かに患者を回復させて返すことなんですが、それが全例に出来ない以上、それが出来なかった場合に次の診療が出来るようにすることとしてこうした「防衛的（コミュニケーション）能力」が必須になります。

＞患者と世間話出来るようになるのは絶対必要ではないですよね？

上記が出来るなら必須ではないです
相手の緊張感をとき人間的にもぐりこむのに一番簡単な方法ですが
放棄するのは自由です。

Answer 2

一番大切なのは、患者からいかに、
本人が置かれた本当の
症状を余すところなく、正確に聞き取る
能力を言うのかと思いますよ。
しゃべる能力がコミュニケーションじゃないです。
「聞く能力」がコミュニケーション能力ですよ。
その為には、不安を抱えている患者が
安心して話しやすい雰囲気を
医師の人格から醸し出せなければ
ならないから、それが難しいのかと思いますよ。
安心して話せる人には、おのずと
その人の話は、信頼できると思うかと思います。