給与辞令は全員分発行するべきでしょうか？

Question

給与辞令は全員分発行するべきでしょうか？昇給の時期で、給与辞令を発行します。
今までは全員分出していましたが、金額が変わらない社員が2割ほどいるのですが、上司は金額が変わらない社員は辞令は発行しなくても良いとは言っています。
しかし、数年前に変わらない社員がいても全員分発行するように言われたことがあったのですが、今回は違うことを言っていてどうするべきか悩んでいます。
一般的には、金額に変更がない社員分の給与辞令も発行するものなのでしょうか？
労働基準法などに関わるのでしょうか？

Answer 1

給与辞令という形ではなく、給与明細に記載するという方法で良いのでは無いでしょうか？

何月何日から、○○円になります。
の一文で済みます。

資格制度を導入しているのであれば、同じ方法で併記すれば良いだけです。

Answer 2

別途賃金規定による表などで示された昇給であったり、労組との協定による場合であったりなど、別途対象者に明示してしている場合はなくてもいいのですが、そういったものがない場合は交付した方がベストです。

Answer 3

労働条件の変更はなるべく文書で確認するという努力義務が課されているだけなので、口頭だけでもいい。

Answer 4

＞一般的には、金額に変更がない社員分の給与辞令も発行するものなのでしょうか？
給与辞令も転勤や異動の際に発令される辞令の一部です。ですから、対象者に発令するのが一般的ではないでしょうか。ただし、業績不振による賞与カットなど全員に発令する給与辞令もあります。ケースバイケースということではないでしょうか。

＞労働基準法などに関わるのでしょうか？
関わりありません。辞令に法的効力はなく、辞令を発令しなければならないといった趣旨の法律もありません。