営業職への転職について

Question

営業職への転職について閲覧、ありがとうございます。
当方、26歳♀で転職活動中です。

前職は飲食業の正社員をしておりましたが長時間労働、転居を伴う転勤が多いことが理由で退職しました。
次の仕事として栄養士の資格を持っているので、そういった関係か、まったく関係のない事務を探しております。

現在、とある食品会社の営業職の二次面接まで進む事が出来ました。
この会社は営業職(商品企画・開発も有)と書いてあったのですが一次面接の段階で、ほぼ営業職として勤務してもらう事になるため開発等をしてもらうかは未定と言われてしまいました。
しかし未定とはいえ、無いわけではなく栄養士としての資格を使った商品をいつかは出したいと考えており、その際には力になって欲しいと言われました。
面接の際は、それでも入社したいと答えて二次面接までつなぐ事が出来ました。

ここで質問なのですが
①飲食業をしていて接客には自信があるが営業職では、その能力は必要であるのか
②いつか商品を開発をするときに協力してくれと言われ、先が見えない事に不安があり、このまま面接を進めても良いのか不安である

上記２点についてお答えいただければと思います。
営業職については何も知識がなく、今までの就活でも候補に入ってなかったため不安です。

Answer 1

①について。
接客経験は、営業職でも充分に活かせますよ。
営業は、職種や顧客のタイプにもよりますが、まだまだ「営業マン個人を売り込む」ことの重要性は高いです。あなたの応募した会社の取扱い商材や顧客の傾向が分からないので何とも言えないところはありますが、法人営業などになると純粋に提示条件だけでシビアに比較されることも多いですが、個人顧客相手であれば商品力や提案力と同等もしくはそれ以上に「自分自身」を売り込むことが出来ないと、なかなか実績は挙げられません。
接客経験があれば、顧客に対する「人当たりの良さ」は期待できますので、（あくまでも一般論として言えば）接客未経験者よりは、それなりの優位性はあると思います。

②商品開発を優先したい気持ちがあるなら、正直微妙な気がします。
会社側が将来的な含みを持たせて「商品開発での活躍も期待している」と言っているかもしれませんが、当然これは確約でもなんでもないので、営業だけでずーっとやっていくことになる可能性も相応にありますよ。だから、この先ずっと営業でも構わない、くらいの覚悟（気構え）がなければ、営業職の仕事が数年続いた時、気持ちが持たなくなるかも知れません。
あなたが「真にやりたいこと」について、どの程度優先したいのか、熱意がどの程度なのかによって変わってくる話です。

「いつか商品を開発をするときに協力してくれ」
こういう言い回しは、絶対とは言いませんが、大概は空手形になることの方が多いものです。
そこを承知の上であれば、挑戦してみる価値はあると思います。
ですが、「先が見えない事に不安があり」ということだと、積極的にお勧めは出来にくい感じですねえ。

Answer 2

①飲食業をしていて接客には自信があるが営業職では、その能力は必要であるのか
→私も接客業から営業職に就きましたが、(エンド向けの営業では)はっきり言って一口に接客業と言っても飲食業の接客は役に立ちません。営業で必要なコミュ力とは嫌いなタイプや苦手なタイプでも好きに慣れるスキルが要求されます。これはテンションをあげる訓練をしないと身に付きません。また、営業職は先輩上司に気に入られるスキルも要求されます。営業の世界ではこれを社内営業と言います。格好つけたりプライドを持ったりすると嫌われます。高校生の悪ガキのような立ち振舞い方の方が先輩上司に受けがいいので最初は戸惑うと思います。最後に接客業から営業に転職した人が一番戸惑うのは客に対する立ち位置です。接客業では「お客様」ですが営業では「客」です。こんな事お客様に言えるかよ、出来るかよと思うことが多々あると思います。
私が見てきた中では接客業でも案外水商売(キャバのボーイ、ホスト、メンキャバ)出身の営業は出来る人が多かったです。

②いつか商品を開発をするときに協力してくれと言われ、先が見えない事に不安があり、このまま面接を進めても良いのか不安である
→この時点で営業として失格ですよ。先は見えないのではなく先を自分で造るのものです。

営業の世界は最初の三年は修行ですし、つらいことばかりです。が、一度身に付けてしまうとこんな役に立つスキルは他にありませんし身に付けてしまえばこんな楽な仕事はありません。是非頑張ってください！