公務員の退職金についての質問です。 扶養家族が居ると扶養手当とかで給与に差がついてきますよね。退職金でも同じように差が…

Question

公務員の退職金についての質問です。
扶養家族が居ると扶養手当とかで給与に差がついてきますよね。退職金でも同じように差がついてくるものなのでしょうか？具体的なケースではないので、例えば就職時点から扶養配偶者がいるＡ氏（子供なし）とずっと独身のＢ氏。同期の二人、出世の速度も賞罰も一緒で今年同時に定年（勤続40年）を迎える。そんな場合で教えてくださると有難いです。

Answer 1

国家公務員の退職手当であれば、扶養による額の差はありません。
地方公務員の場合は、各地方公共団体の条例・規則によります。全てを確認することが事実上困難なため、断言は出来ないのですが、扶養による退職手当の額の差はありえないといえます。

Answer 2

公務員であれ民間会社であれ、扶養手当は読んで字の如く手当であって労働に対する給与では有りません。

私は公務員の給与体系と良く似た給与体系を持っていると思われる（昔の国鉄、電電公社、地方自治体、自衛隊等向けの商売が多く、何となくそうなったんではないでしょうか）某大企業に勤務しましたが、職階、号俸等が細かく決まっていました。給与も基本給、仕事の内容とその習熟度に依って違う職務給で構成されていました。退職金はこの基本給の中の基準基本給に該当の掛け率で支給されました。公務員も同じ状態での計算でしょう。基準基本給と言うのは賃金上昇の年毎の違いを勘案して計算されて毎年提示されるものだったと記憶しています。