前回も述べましたが、ジョブローテーションは労働者本人のためになり、 また会社の成長にもつながる重要な人事管理戦略なのです。 ジョブローテーションによってステップアップやキャリアアップがなさ れます。質問者様がステップアップやキャリアアップと叫ばなくても、会 社がジョブローテーションを取り入れればすむことです。 ジョブローテーションは有効利用されるべきです。 職務ごとのすみ分け が明確にされていないわが国においては、仕事が属人化しやすい傾向にあ ります。つまり同一部署内でも、ある仕事は特定の者が担当し、他の者は 担当していないから詳細が把握できず担うことが困難となります。だから 担当者が育児や介護で時短措置を利用したり、急に休んだりすると、とた んに部署内の業務が滞ってしまうのであります。その者にしかわからない から、その者一人が頑張って長時間労働(量)で解決しようとします。こ の結末は、育児や介護と仕事の両立が困難となって離職へと繋がってしま います。過大な負荷で精神疾患から休職に陥る者もいると思います。これ らは企業側からすれば貴重な人材の流失だと言えます。 だからこそジョブローテーションなのです。 質問者様の会社の上層部は頭が固そうですが、上記に記したジョブロー テーションが如何に必要でまた重要であるかという理屈を訴えて見て下さ い。それでも上層部が首を縦に振らないならこの会社はダメと思うしかな いですね。残念ですが「もはやここまで」と思うしかありません。 質問者様、以上ですが参考になれば嬉しく思います。 正しいことが正解であるべき、私はそう思います。
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