大原に通学していました。 大原の場合、税理士講座前に簿記入門講座がありますが、内容は3級→2級です。税理士試験の簿記論は商業簿記をベースとしているため2級の工業簿記は含まれていません。 市販されているテキストは通学講座の配布教材以外で、先の回答者さんが記載の通り余力のある人向けです。難易度も多くは配布教材より高いです。 私は簿記1級の勉強はしていませんが、税理士試験勉強中に簿記2級の受験勉強をしました。(1年目で3科目勉強しており余力がなく結局受験しませんでした。) 簿記論で学習する工業簿記は簿記2級より範囲が狭く難易度は低いと感じました。 簿記1級のレベルは相当高いと思いますが、税理士試験と日商簿記との最大の違いは問題量だと思います。 日商簿記であれば、ある程度勉強すれば解ききれますが、税理士試験(特に簿記論)の場合は全部埋めるのはまず無理です。 しかも簿記論、財務諸表論ともに傾斜配点があるようですので、要領よく得点するテクニックを身に付ける必要があります。 また、日商簿記は合格点に達すれば合格しますが、税理士試験は毎年合格率が10~15%(財務諸表論だけは18~20%)というように相対評価ですので、国税庁から解答は公表されませんし、結果は12月の通知でしかわかりません。 私は、簿記の知識が限りなくゼロに近い状態でしたが、簿記論、財務諸表論ともに一発合格しています。 受験資格があれば簿記1級から勉強するよりも、簿記論、財務諸表論から勉強した方が近道だと思います。
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通学講座は、簿記二級合格レベルを対象にしていることがほとんどです。 市販テキストの多くは、通学講座を開いている予備校が、通学講座に通っていて余力がある人向けの補助教材を市販しているものです。そのため、学習上の優先順位が低く、かつ独学では理解しがたいものが多いです。 簿記一級に合格してからの方が、簿記論やった方が理解しやすいのは当然です。しかし、簿記一級の方が簿記論よりも合格は難しいと言う人がいるぐらい簿記一級は難関試験になっています。そのため受験資格があるなら簿記一級の受験は遠回りです。 私の周りの合格者は、簿記一級合格までに大抵1年半から2年半かかっています。1人だけ半年という超人がいましたが、例外です。合格者の傾向であり、受講生の大半は簿記一級に受からないまま2年くらいで諦めました。
市販されているテキストはわからないですが、TACとか大原とかの通学講座の場合、講義が始まる前に少しだけ、「簿記入門」のようなことをして、2~3級レベルの講座があります。 従って、本講義も、1級合格レベルという高いレベル設定ではないと思います。
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