解決済み
認知症の人達への対応。老健で働いてるものです。 認知症の利用者さん達がごまんといる世界なので、色んな人たちがいるのですが・・。 私自身も認知症の人達への対応を勉強したくて志したのですが・・ やはり、うまく言うことができずにいます・・(もうすぐ2か月になります) 特に困るのが、「助けてください」と叫ぶせん妄状態の人。 入浴が怖いみたいでずっと叫んでいます。不安があると思うのです・・ 入浴拒否状態で、力いっぱい腕をひっかくわ・・噛みつくわ・・(T_T) バスタブに入ったらもうおとなしいですが・・「お風呂に入るだけ」と言ってもダメで・・ つれてくる~服を脱ぐ~入れるまでがもう大変です・・。 上がったらまた興奮しだしますし・・。 普段も、興奮して不安がってコールをよく押してきます。 と思ったら突然普通に戻るときもあるし、私のほうが混乱していますね・・(^_^.) 帰宅願望が強い人。「いつになったら帰れるの?息子が田植えしてるから手伝いに行かないといかん。」と ・・。 妄想と現実が交差してる人。 例「息子が来てるからいかないといけない。」とか 「あの棚にお金が入ってるので盗まれるといけないから」など そして、歩ける人はうろうろして、車椅子の人は勝手に動いている・・。 そして、結構凶暴な人がいまして・・車椅子で女の人なのですが・・ 「お姉さん下におろして下さい。」とずっと言っています・・ 口腔ケアの時大人しいときさささとしますが・・機嫌悪いときはこぶしで叩く始末・・ 「いらないって言ってるでしょう」とほぼ毎日言って拒否。2回こぶしで叩かれましたし 「うがいしましょう」と言っても手を出して拒否、歯科衛生士にも暴言拒否・・ 今では、手を抑えてやっていますがね・・(^_^.) お姉さんと何度も言うので無視すると暴言「~言ってるでしょう~ポンからぴん?(だったかなぁ)」 この人には、ほとほと困っています・・「ありがとう」と言う時もあるのですが・・。 病気でそうなってしまったと思いたいのですが・・イライラしてししまう自分がいます・・。 こうゆう人達の興奮状態を静めるにはどういう声掛けをしたらいいか?それとどうしたらお風呂や口腔ケアでおとなしくしてくれるかアドバイスいただけないでしょうか?
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老人保健施設の、認知症床にいらっしゃるようですね。 もしかして、初めての介護の仕事で、こちらに配属されたのでしょうか。でしたら、戸惑うのも無理はありません。 認知症の方のお気持ちを把握するのは、そう簡単なことではないでしょう。ご本人自身も、どうすればよいか分からず混乱しているのですから。 こうゆう → こういう、人達の興奮状態を鎮める方法、それは、究極的には薬を使うこと。でも、それは出来ませんので、まずは入所者様を理解するしかないでしょう。毎日接している間に、何となく、この方はこういった声かけだと上手くいくな、とか、この方はこの時間帯になると落ち着きがなくなるな、とか、お風呂は嫌だと拒否しつつ、一旦入ってしまえば機嫌がよくなるのだな、など。少しずつですが、把握できるようになってきます。 嫌だ、と言われたら、とにかく一旦引く。そして暫くの後また声を掛けると、あっさり「いいよ」と言われることもあります。 認知症の方の介護は、押しても駄目なら引いてみな、で、その時々、色々なやり方、声掛けで工夫していくことで段々コツがつかめてくると思います。 認知症の方にとって、口腔ケアがどうして必要なのかは理解出来ません。なのに、人の口のなかにブラシをつっこんだりうがいさせたり、どうして? と思います。お風呂も、入浴する必要性が理解出来ないので、なんで服を脱がなきゃいけないの、人前でそんなことしたくない、と感じてしまいます。一方で、ふとその目的が理解できる(思い出す)時もあります。こういったご本人が納得してくれるタイミングを待つ、ということも必要でしょう。 宜しかったら、介護福祉のカテゴリーで再度ご質問を出してみて下さい。もっとたくさんの、良い回答が付いてくると思います。
拝読しました。 家族に認知症患者がおります。 >こうゆう人達の興奮状態を静めるにはどういう声掛けをしたらいいか? これらの症状は、以下の「周辺症状」と呼ばれる症状です。 ■認知症の症状 ○中核症状(メインの症状) 短期記憶障害、失見当識、認知機能低下等 ○周辺症状(副次的な症状) ・陽性 → 暴言、暴力、徘徊、妄想、幻覚、不眠、外出企図、介護抵抗等 ・陰性 → 抑うつ、無気力、無関心 声かけでは解決しません。 薬剤によってコントロールしない限り、 家族でも介護施設職員でも、鎮めることは不可能です。 介護に携わる方に圧倒的に欠けているのは、 認知症という病気の理解です。 介護の技術(口腔のケアやおむつ取り換え、入浴等)とは別に、 認知症の類型と個別の症状を理解しない限り、介護はいつまでたっても できません。 ちなみに、「認知症」と「アルツハイマー型認知症」の違いが説明できますか? できなければ認知症を理解していないことになります。 ■認知症の類型 ①アルツハイマー型 ②レビー小体型 ③混合型 ④脳血管性 ⑤前頭側頭型(ピック病) ・認知症に似た症状の疾患 ⑥正常圧水頭症 ⑦ビタミンB12不足 ⑧慢性硬膜外血腫 また、認知症の薬アリセプト(ドネペジル)は量が多いと、上記の「易怒」「興奮」を助長し、 介護者を疲弊させます。 特に前頭側頭型にアリセプトは禁忌です。 利用者さんで、アリセプトを飲んでいる人で興奮が強かったら 減量や服用のお休みが必要かもしれませんよ。 このような知識がないと「介護」すらできません。 ■考書籍等 これまでの情報・知識は、以下の書籍、WEBサイトで得ました。 ●認知症の類型、全体像の理解のために ①認知症は治せる (奇跡が起こる「コウノメソッド」)マキノ出版 ②認知症 家族を救う劇的新治療―問題行動はコウノメソッドで解決する 主婦の友社 ■類型が分かり、具体的な治療のために ③コウノメソッドでみる認知症診療 日本医事新報社 いずれも河野和彦著 著者は、名古屋で超有名な認知症の専門医です。 年間1,000人以上の初診の認知症患者を診察しています。 治療方法は、上記の認知症のタイプに応じて 認可されている薬の量・種類を調整し、まずは周辺症状を抑え、 穏やかになったら中核症状の治療を行う、です。 ・病院URL http://www.forest-cl.jp/doctor_info.html この先生が、28年間の臨床経験から培った治療法「コウノメソッド」は、 PDFにて公開され、全国でその方法を実践している医師が たくさんいらっしゃいます。 ・コウノメソッドの内容 http://www.forest-cl.jp/method_2013/kono_metod_2013.pdf ・都道府県別 コウノメソッドを取り入れているドクター一覧 http://www.forest-cl.jp/jissen.html ※・参考(利用者さんを一人一人チェックしてみてください) http://www.forest-cl.jp/download/20100219/Communications_sheet.pdf http://www.forest-cl.jp/download/20100219/DBC.pdf ほかにも ●コウノメソッド実践医の紹介 ④「認知症の困った症状は劇的によくなる」 ⑤「認知症 家族を救う治療革命」 いずれも山野井正之著 現代書林 ●入門書(実践医の先生が執筆) ⑥「認知症になったら真っ先に読む本」岩田明著 現代書林 ●認知症の症状を理解するために ⑦「完全図解 新しい認知症ケア 医療編」(講談社) イラストが豊富で、活字では分かりにくい認知症の症状の説明が 視覚的にわかりやすく解説してあるのでオススメです。 ■ピック病に関する最新刊 ⑧「ピック病の症状と治療 ―コウノメソッドで理解する前頭側頭葉変性症」 ■河野先生のブログ(アップデートな情報提供) http://dr-kono.blogzine.jp/ ■大前提 少なくとも、①もしくは⑥の書籍だけでもお読みになってから、 他の書籍、WEBサイト、質問等をご覧ください。 予備知識がないと専門用語に振り回され、理解が進みません。 ①⑥は知識がない方でも読みやすいです。 以上、参考になれば幸いです。
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