ＩＳＯ９００１における文書の修正について質問です。

Question

ＩＳＯ９００１における文書の修正について質問です。私の会社では、社員全員が各作業についての手順書
（事務作業・生産工程すべて）を保有しています。
その為、何らかの改版があった場合、全員にコピー・配布し
差し換えを実施しなければならず、とても大変です。
かといって、手順書そのものの廃止はできません。

できれば、差し換えではなく、修正内容・変更日などを各自
手書きで書き入れる方法に変えたいのですが、この方法は
有効でしょうか？

この場合、定期審査において、不適合またはリマークとして
指摘事項に挙がることは無いのでしょうか？
ＩＳＯの品質マニュアルに、手書き修正について、付記すれば
良いと考えて良いのでしょうか？

ISO９０００１に詳しいかた、宜しく御願い致します｡

Answer 1

念のため、期日を定めて特定の方がそれを確認するという
項目をいれれば完璧ではないでしょうか？

Answer 2

＞私の会社では、社員全員が各作業についての手順書
＞ （事務作業・生産工程すべて）を保有しています。
全ての要員に手順書配付必要ですか？
手順書を基にトレーニングし作業につかせるでしょう
トレーニングがまともにできていない所に各自で手書きで書き入れることが可能でしょうか
手書きで修正するようにどのように指示するのでしょうか
まともな経営者は、もっとちゃんとしていますよ

Answer 3

ISO9001認証取得以前はどうしていたのでしょうか？
その答えがベストです。
取得以前でも各人に手書きで修正させていたのならそうすればいいですし、手順書が各人に配付されていたなかったのなら、全員に配付すること自体をやめることです。それで実務上、何も困ることはないからです。
会社をよくするために用いるISO規格が、逆に手間ばかり増大させて何ら実効がない（差し替えの莫大な手間だけがかかる）ことをおかしいとは思いませんか？
要するに、ISO規格の使い方を間違えているのです。
全部の手順書を全員に配付する必要はどこにもありません。必要な手順書を、必要な部署だけに配付すればいいのです。（現に、当社はそうしています）

それから、「定期審査において、不適合またはリマークとして指摘事項に挙がることは無いのでしょうか？」という質問もヘンです。
こんなくだらないことを指摘するようなヘボ審査員がもしいるのなら、クビにすればいいのです。（認証機関に異議を申し立ててまともな審査員に交代させる）
それを認証機関が渋るようなら、そんな低レベルの認証機関そのものをよそに代えてしまえばいいのです。そして、現実の業務に潜んでいるリスクや改善すべき点を指摘させることです。
貴社は、カネを払って「審査させている」ことを忘れてはいけません。大金を払い、たくさんの社員の貴重な時間を使って審査するのですから、会社の役に立つ指摘をさせなければなりません。
そして、審査員と認証機関にはその義務があります。