従業員の社会保険(年金医療介護)の事業者負担について なぜ日本は従業員の社会保険の約半額を事業者に負担させるのですか？…

Question

従業員の社会保険(年金医療介護)の事業者負担について
なぜ日本は従業員の社会保険の約半額を事業者に負担させるのですか？
その分給料が減るため全額自己負担と同じことだと思います
社会保険の事業者負担を廃止すればパートやバイトと正社員の垣根が無くなり
企業がもっと雇用に積極的になれるのではないでしょうか？
また全額自己負担なら公務員優遇などの不公平もなくなります
全額自己負担なら自営業者やサラリーマンや公務員も同じ制度で運営でき
社会保険制度の維持管理のコストが削減できます
わざわざ事業者負担をさせる合理的理由が解りません
事業者には徴収コスト削減のために、所得税と同じように源泉徴収だけ義務化すれば良いと思いますが？

Answer 1

同感です。
企業側にも、個人側にもメリットってあるのだろうか？と思うことが多いです。
というのも、半額会社が負担してくれているとして、
もろもろ、月８万はかかっているという状態です。
（４０すぎると、社保もろもろで、４万はひかれますから、
企業もそれくらい出してくれていることになります。）

と言うことは、年間１２０万程度、保険料がかかっているわけですが、
じゃぁ、年金とか、保険とかで、１２０万も毎年使うか？
と思うと、病気になった時だけ実費払いのほうが安い場合もあります。

が、大きな病気になった場合を考えると、やはりこれらの制度は
とても良いのですが・・・。

結局病気で仕事ができないと、保険料すら払うことができなくなり、
失効する場合もありますしね。

思うのですが、自動車保険って、保険を使わなければつかわないほど
毎年、保険料が少なくなり、
保険を使えば使うほど、保険料は高くなってゆく
という制度もいいなぁ～って思います。

というのも、医者にかかるほどのことでもないのに、
無駄に医者にかかる人は、よく利用しますが、
逆に健康な人ほど、払うだけはらって、利用しない部分が多いからです。

が、本当に病気になってしまった場合は、
皆同じ程度に利用できますし。

まあ、これは保険の部分についてですが。

年金もそうなんですが、実際、今の老人たちが若い頃に
はじめて導入された制度です。
けっこう自分の身の回りでも、２０歳頃から定年まで
ずっとまじめに支払ってきた・・・・っていう老人が多いのですが
（自分の親の世代）
実際、サラリーマンを長年していた人でも、２ヶ月で１０万（月５万程度です）
また、パートをしていた人だと、２ヶ月で５万程度です。

本当に、月２０万の生活費が確保できるか？
っていう人は、ひとにぎりで、上記のような状態の人たちが多いです。

もちろん、昔は学歴の低い人も多かったですが、
４０年以上、普通にサラリーマンをしていたという人の基準です。

また、知人も、定年したら、１５万くらいは月もらえるだろう・・・
って期待していたみたいですが、
実際計算の時期になったら、月５万程度しかでないので、がっくりした・・・
とぼやいてます。

※この年代の老人たちってのは、PCを使わないし、ネットをしませんので、
あまりぼやきの実情を私たちは知ることが少ないですが、
この世代の親をもつ人たちだったら、実情がわかるので、同感する部分は多いかと思います。

月４～５万程度しかでないなら、
毎月、社保もろもろでとられる分、自分で同じ額を貯金しているのと
さほどかわらないと思いませんか？

現在、年金をもらっている人たちが２０代の頃は、
給料が8千円とか、物価がかなり異なるのですが、

それにしても、実際に国が説明している未来と、
実際に年金をもらっている人たちの実情はかなり異なると感じますし、

なんだかわかりにくい制度だからこそ、
皆が納得できるような保障制度がないと、ずっとそれに対する
社会的な不信感ってのは、なくらないような気がします。

Answer 2

日本はというか、、およそまともな国ならどこでも、社会保険料は事業主が半額ないしはそれ以上負担しているのですが．．

人間を使って経済活動をしているからには、使われる人間の面倒をみろよ、という趣旨です。
それが、人間を使って経済活動をしている事業者が引き受けるべきリスクであり責任でもあると考えられています。

Answer 3

事業主負担ではあっても、会社にとってはそのかたにかかるコストに違いなく、事業主負担があるためその分だけ給料をおさえることになるということには同感です。
では、なぜ事業主負担があるのか？
そうしたほうが本人が支払っていないかのごとく錯誤させることができるからなのではないか、というのが私の考えです。
理屈でわかってはいても、いくら給料の額面が上がっても、社会保険料の控除額が倍になれば給料明細を見たとき卒倒します。