解決済み
退職金共済の掛金について。 掛金は会社が負担してくれるかとは思いますが、更に自分の給料から1万程引いてもらって、会社の負担額+1万を掛金にすることは可能なんでしょうか? 将来のことを考えると、退職金も多い方が良いかと考えました。
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それができるなら、そうしたいですよね。 退職金のほうが税金で優遇されているし、長く勤めるつもりなら、元金われもないでしょうし。 (預金ではないので元金われといういいかたはおかしいのですけど) でも、労働者がいくらそう望んでも会社はできないのです。 掛け金は会社が負担することになっていて、しかも賃金全額支払の原則に反するからです。 いくら労使で合意して、天引きして掛け金にオンしても、あとで労働者が賃金不払いだと騒げばその主張は通ってしまうのです。 それに、給料でもらうよりも退職金のほうが税金が優遇されていてお得だと申し上げましたが、本人の給料から天引きとなるとそんなことにはならないのです。所得税や住民税はその掛け金分(?)を控除する前の金額に対してかかります。だから、掛け金につっこんでも税法上の優遇措置は受けていないことになります。だから、なんのお得にもなりません。 お得になるのは、1万円分は昇給しなくてもいいからその分を掛け金増額してくれと会社に了承してもらって、給料に支払われることなく掛け金として処理してもらうことです。これなら、会社にとってもメリットはあります。掛け金は社会保険料算定のための報酬には算入されないからです。だから会社にとっては、社会保険料会社負担分を抑えられるというメリットはあります。かたや労働者本人にとってはどうか。社会保険料が下がるかもしれないということは、将来の厚生年金が少なくなるかもしれないということであり、雇用保険料が少なくなるということは、失業給付がその分少なくなるかもしれないということでもあります。 ある一面だけを見て、どれがお得とは断言できませんよね。
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