解決済み
司書課程について教えてください。 現在大学一年生です。 4月に入学したばかりで、今時間割を組んでます。 そこでいろいろなガイダンスを受けているうちに司書課程というものを知りました。恥ずかしながら、それまで知りませんでした。 今のところ将来は公務員になれたらなーって漠然と考えてます。 でも司書課程をとって図書館で勤務する公務員というものがあるという事を最近知ったので、それもいいなって思ってます。 もともと本を読むのは大好きでほぼ毎日読んでます。でも今の段階ではまだ本気で図書館等で働きたい!って強く思ってるわけではないのですが、興味はあります。私の大学では司書課程を取りたかったら一年生のうちから単位を取らなければなりません。だから時間割を組んでる今のうちに決めなければならないということです。それに必要単位が結構あるので、正直一応取っておくか程度にしてはだいぶ負担です。 動機が軽過ぎて本気で司書課程をとろうとしてる人に失礼かもしれませんが、とりあえず今は司書課程について情報が欲しいです。 詳しい方、なんでもいいので司書課程について教えてください。 特に知りたいのは、 まず司書課程を取ると主にどんなところで働けるか、司書課程を生かした公務員になるのは難しいのか、そもそも司書課程の取得自体難しいものなのかについて知りたいです。 でも本当にどんな事でもいいので、教えていだだけると嬉しいです。 よろしくお願いします。
詳しい回答ありがとうございます! とても参考になりました。 補足質問させていただきたいのですが、 つまり司書課程を持っていなくても図書館に勤務する事は出来るという事ですか?その場合司書課程は役に立ちますか?また公務員として働かない場合、やはりお給料はだいぶ減ってしまうのでしょうか? たくさん質問してしまってすみません。わかる範囲だけでも回答いただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
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この手の質問は毎年必ず出ますね。司書の資格を取るための勉強をするのは悪いことではありません。 ただし。 【司書にはなれません】 1.どんなところで働けるか、 正規職員として働ける場所はほぼありません 2.司書課程を生かした公務員になるのは難しいのか 難しいというよりもなれたら奇跡です。 司書の資格を取って卒業していく学生は、全国で、毎年1万人です。しかし、正規職員(公立図書館など)の求人数は全国で一年間に数十人です。つまり毎年、9950人は司書になれないのです。たまに募集があれば全国から経験者が殺到し、倍率は100倍を超えるのが常識という世界です。 それ以外、市立図書館などで働いている人たちは、全てアルバイト、または業務委託された民間会社からの派遣のどちらかです。 3.司書課程を取ると主にどんなところで働ける 現代の司書は、本を扱うというよりも情報整理が主な仕事ですからSEのような形で会社員として働くことは可能です。
~補足を受けて~ 国会図書館の場合は、司書資格が無くても働けます。出向はありますが、概ね国会図書館内の異動です。 公立図書館でも司書資格の無い正規職はたくさんいます。が、単なる異動先の1つという扱いです。つまり、約40年間の勤務の内、3年でも行けたらラッキーぐらいの扱いと言うことです。 待遇は、公務員として働かない場合、正規か否かで大きく違います。 例えば、大学法人などの正規職であれば、普通の事務職と同じくらい貰えます。もちろん、昇給や賞与もあります。有名私大だと、公務員より多いくらいです。ですが、こういったところは極わずか。非正規だと、給与も減りますし、雇用も不安定です。半年~単年度契約ですので、契約切れ=無職という状態です。生涯給与を考えれば、比較するのも空しくなるほどです。 ~以下、最初の回答~ 「司書」というのは、職業の名称(図書館で働く専門職のこと。)であると共に、資格の名称でもあります。 あくまで“資格”ですので、図書館で働く人の中にも司書資格を持たない人はたくさんいますし、資格を取ったからと言って必ず図書館で働けるわけでもありません。 >司書課程の取得自体難しいものなのか 司書資格は、大学で必要な単位を取って、卒業すれば取得できます。他の国家資格のように、卒業後に国家試験はありませんから、取るのは楽です。 >司書課程を取ると主にどんなところで働けるか 図書館以外では、殆ど役に立ちません。強いて言えば、書店や図書館に関係する企業ぐらいでしょうか。 >司書課程を生かした公務員になるのは難しいのか 非常に難しいです。 一口に図書館と言っても色々あります。例えば、次のようなものがあります。 ・国立図書館(日本では国会図書館3館と支部図書館) ・公立図書館(各自治体が運営) ・大学図書館(大学・短大の図書館) ・学校図書館(小~高校までの学校の図書館) ・私立図書館 この内、「公務員」がいるのは、国会図書館と公立図書館、公立の一部の大学図書館、一部の公立の学校図書館です。 その中で、「司書」として採用されるのは毎年、数百人です。もちろん、全国でです。 そうなる理由ですが、 まず、国会図書館は司書職としての採用をしません。もちろん、司書のような仕事もありますが、それ以外の仕事に回る可能性も大きいです。それでも人気は根強く、今年の採用試験は、総合職で146倍、一般職で110倍でした。一時は500倍越えなんて年もありましたね。 公立図書館は、正規職として司書を確保しない流れができています。(日本全体が、民間に任せられるものは民間にという流れなのです。)多くの図書館の司書は指定管理や委託、非正規で賄われています。まだ、採用はあるものの、全国で500人も募集があれば良い年でしょう。倍率も、人気のところは150~200倍程度。(田舎だと、数十倍で済むところもあります。) 公立大学は法人化が進み、直営が全国で20を切っています。法人化されれば、公務員ではなくなります。直営でも、非正規職の割合が高く、正規職の口はありません。もし、あった場合には、公立図書館と同じ枠での採用になっているところが殆どです。 公立学校には、法律上は司書教諭(教員免許+司書教諭の資格が必要。)が義務付けられています。本来は、この司書教諭が学校図書館を担当します。が、教諭=先生なので、他の仕事もたくさんあり、学校図書館にいつも張り付いているわけには行きませんので、「学校司書」と呼称される事務系の職員を任意で雇う自治体が在ります。(自治体によって雇用時の名称は違います。)その極一部が、司書資格を持った正規職での採用です。公立図書館の求人に比べるとかなり少ない量ですね。
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