知人が以前小さな会社に勤務していて毎日サービス残業当たり前、有給はなく休みの日も携帯でお客さんとのやりとりを行い精神的に…

Question

知人が以前小さな会社に勤務していて毎日サービス残業当たり前、有給はなく休みの日も携帯でお客さんとのやりとりを行い精神的にまいり退職しました。こういった場合裁判等で闘うことは可能でしょうか？その会社は個人経営の会社で(一応法人)雇用契約書やタイムカード、就業規則等は全くなかったそうです。

Answer 1

まず裁判で争うには証拠や証人が必要です。

その事実があったことの労働時間や今までの経緯をいつ、どこで、誰にどのように、どうしたか？メモに記載していますか？

裁判ではお金と証拠がある者が勝ちます。なければ第三者にわからないために裁判所も判断できず単なるでっち上げであなたが敗訴する可能性があります。

証拠やお金が揃ったらあなたは裁判に傍聴人を集めることはできますか？できなければ裁判所はあなた味方しなく会社の味方をする可能性があります。そして請願署名を集めることはできますか？これもなければあなたが一方的に不利です。

そしていきなり裁判するのは弁護士さんに依頼しないと労働法の知識がないとかなり難しいです。弁護士さんに依頼するにはまず着手金が１５万円程度必要です。 更に交通費や日当含めて３０万円程度あなたは用意できますか？その前に弁護士さんに依頼する前に相談料３０分５０００円必要です。

証拠が揃っていたら裁判するより労働審判や個人加盟労働組合に加入して団体交渉をするというやり方もあります。例えばサービス残業を改善した一例です。http://www.youtube.com/watch?v=oNUG8SLmKIc&sns=em

詳しくは労働相談ホットライン０１２０３７８０６０に平日１０時～１７時に相談してみてください。

最後にブラック企業大賞発表のYouTube動画やhttp://www.youtube.com/watch?v=Dn-r-6jG45Q&sns=em名ばかり店長裁判やhttp://www.youtube.com/watch?v=XZnqUG_wRvY&sns=emすき家サービス残業問題のYouTube動画をご覧ください。http://www.youtube.com/watch?v=e8RsAVviZms&sns=em

Answer 2

争うことは可能ですが、賃金等の時効は2年です。（支払日から2年）

争ってもマイナスになる可能性が高いですね。
弁護士費用の方が高くなるんじゃないですかね。

Answer 3

＊「雇用契約書やタイムカード、就業規則等は全くなかった」→有力な証拠に欠ける
＊精神的苦痛を前面に出しての争い→内面上の問題で、因果関係の決め手がない

以上からすれば、裁判で闘う目的をまずハッキリさせたうえ、弁護士から作戦伝授を受けておきたいです。

一応法人ではあるものの、就業上の定めを遵守していないことで証拠がないことは、むしろそれを逆手にとっての争いにもっていけなくもないものの、それだけに法廷のプロからの助言がどうしても必要です。やみくもな争いでは、こういういい加減な経営者が有利になるよう出来ている世の中ですので・・・