会社を試用期間中に辞める事によるメリットって何かありますか？ 入社したばかりの会社ですが、続きそうにありません‥ …

Question

会社を試用期間中に辞める事によるメリットって何かありますか？

入社したばかりの会社ですが、続きそうにありません‥
辞めるなら試用期間中のほうが良いのかと考えています‥
詳しい方教えて下さい。

Answer 1

試用期間は、期間の定めがない労働契約を締結するにあたっての仮契約の状態のようなもので、正式な雇用契約に移行することを前提にとりあえず試用期間満了まで勤務して頂き、それから双方で話し合いの上で、勤務を継続するかを判断するという趣旨のものです。会社側の労働者審査期間のようなものです。どちらかといえばメリットは会社側が握っていると思います。法令では２週間となっており、就業規則等によりそれより長い期間が定められていたとしても、法の２週間を経過すると実質的に会社側からの解雇は難しくなります。
試用期間中の主な制限は、
・試用期間満了時に、会社が従業員にふさわしくないと判断すれば雇用契約を終了（解雇）しても職安や労働局などの公的機関に咎められることが少ない。
・試用期間中はアルバイトやパート、準社員など非正規の扱いにされることが多く、賃金を低く抑えられる。
・各種保険への加入が不要となることが多い。（社会保険は入社日からではなく、試用期間満了後から加入しますという会社もあります）

試用期間を設けている会社の場合、試用期間満了日に社長などと再度面談し、働き続ける意思があるか尋ねられたり、会社としてあなたに見込みがあり、雇用する意思があるかを告げられると思いますので、そういった場がありそうであればそこで、相談してみてその返事を聞いてからでもいいかぁとは思いますが。

ということで、あなたへの法的なメリットは特にないと思いますよ。試用期間中でも雇用契約は発効していますから、退職を申し出やすいという程度ではないでしょうか？正式雇用されてからの短期間での退職は、試用期間中の退職よりも迷惑をかけると思いますから、どうしても今の会社がダメなら早めに申し出ましょう。