中小企業診断士2次試験免除ですと、「中小企業診断士」が少ない時間で取得可能だと思います。 ただ、「中小企業診断士」は広く浅い知識が求められます。特に「財務・会計」は日商簿記2級と1級(商簿のみ)の間位のレベル・「経営法務」も「ビジネス法務実務検定2級」に匹敵する位の難易度の出題がされます。「運営管理」は販売士2~3級レベル・「経営情報システム」も以前あった「シスアド」よりも趣向を凝らした出題がされます。出題分野に関連性が薄くいため、苦手な分野があると難しく感じる試験です。ただ救いは足切ラインと合格基準点が、他の国家試験に比べて低いこと。科目合格が認められることがあります。 「社会保険労務士」は、労働保険と社会保険の内容に特化した試験です。労働基準法・安全衛生法・労災法・雇用保険法・徴収法・国民年金法・厚生年金保険法・健康保険法・労働保険一般常識・社会保険一般常識から、5択で70問(択一式)と語群選択で40問(=選択式と呼ばれています)が出題されます。各々の問題の難易度としては「中小企業診断士」と同レベルですが、択一式は10問毎、選択式は5問毎に足切点が設定されており(択一式は4問・選択式3問以上)総合点を確保できても、足切点で不合格になっている方が多くいる試験です。科目合格がないのも難易度をあげている一因です。 試験の特色はありますが、2次免除の場合、合格率からみても、社労士(7~8%)・中小1次(20~24%)「中小企業診断士」の方がとりやすいと思います。後は、ご自身の能力と特性を踏まえて検討してください。
なるほど:2
もし試験の難易度によって受験を考えているなら、あなたにとっては、どちらもたいした資格ではないような気がするので、受験はしないほうがいいですよ。 ただ、参考までに、中小企業診断士のことはよくわかりませんが、社労士は全部マークシートでの解答なので、簡単といえば簡単です。ただ科目ごとの足切りや、午前、午後の同時合格など、合格基準にたっするには、それなりの勉強と運が必要になってきます。例えば、FP試験であれば、午前、午後のどちらかに合格すれば、2年間は有効になるため、次の試験は午前か午後のどちらかを受験して合格すればいいためいずれは合格できるかもしれませんが、社労士の場合はその年にすべてに合格しなければならないので、受験してればいつかは合格できるというようなものではないですよ。
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