退職金はなんのためにありますか なぜ外国ではないですか 退職金なし会社はどこですか

Question

退職金はなんのためにありますか
なぜ外国ではないですか
退職金なし会社はどこですか

Answer 1

退職金は元々は丁稚への独立資金のようなものです。

現在は長年勤務した人への慰労や謝礼というだけであって
法律で定められたものでもありません。

昔の日本では退職が60歳、年金支給が退職後60歳からです。
本来であれば年金の支給が始まるのでなくても問題なく、単純に数十か月分の最後のボーナスというだけだったのですが、現在は年金支給年齢が65歳からなので、支給されるまでの間の生活資金の足しとして考えている方が多いと思います。

海外で退職金がない国が多いのは定年が定められていない場合が多いこと、企業年金制度があること、401kなどの定年資金制度があること、退職後の国の医療生活保障制度などがとても充実しているなど、国により異なりますが、退職金は元々日本独自の制度というだけであって本来は退職金はないのが当たり前であり、むしろある方が不自然というだけだと思います。

退職金がない会社は昨今では中小企業では少なくないのではないでしょうか。

あること自体が不自然であり、ないのが当然であれば、自然の流れにそって今後どこの企業でも退職金はなくなる可能性の方がむしろ高いと思います。
また多くの企業が退職金を出さなくなれば、ないのが当たり前とみんなが考える時代になっても不思議ありません。

自分の老後は自分でなんとかしろ、ということだと思います。

今、働ける人も自分の生活は自分ででなんとかしろ、というのが基本ですから今から計画的にということですね。