NTT西日本には委託会社との関係について

Question

NTT西日本には委託会社との関係についてNTT西日本には業務委託会社が存在します。
お客様とNTTとの間に挟まれての仕事はきついと聞きます。
お客様に対してはNTTと同等の営業権限を持つが、NTTに対しては下請けという
こともあり、頭が上がらないのが現状みたいです。

ですので、NTT側に派遣社員などが存在すればその人をお客様みたいに扱う
必要があるようで、少しでも機嫌を損ねると課長などを通して申し入れをしてくる
というのです。
ですけども、その派遣社員の態度がわることやクレームを発生させたとしても
証拠を突きつけない限り申し入れはできないとのこと

これって業務委託会社の社員からはパワハラとかにならないのでしょうか？

それと、NTT西日本は業務委託会社がなければ自社の営業社員は少ないので
業績が上がらないのも事実。
なので業務委託会社が増えています。

上記のことは代理店であってもパワハラは適用されるのでしょうか？

補足

※泣き寝入りするしかないということになるのでしょうか？
何か方法があれば教えてください

Answer 1

「パワハラ」を適用するのであれば、NTT西日本を業務委託会社の「上司」と捉える必要があるかと思いますが、実際のところ、業務委託会社にとってNTT西日本は「取引上の顧客」という間柄です。
お客さんの態度が高圧的だからといって、それは「パワハラ」には該当しないと考えます。

○補足回答

ご質問で「不当だ」「パワハラではないか」とされている事例を確認したとき、（詳細は分からないので断言はできませんが）書かれた内容だけから判断すれば、正直「顧客との関係性」としては通常の範囲ではないかと感じます。

・「派遣社員をお客様として扱わなければならない」←実際に「お客様」側の人です。
・「少しでも機嫌を損ねると課長などを通して申し入れをしてくる」←申し入れの内容に拠っては「理不尽」な場合もあるかと思いますが、課長さんもクレームにある程度筋が通っていなければ、一派遣社員の肩をわざわざ持つことはないのではないでしょうか。
・「その派遣社員の態度が悪い～証拠を突きつけない限り申し入れはできない」←クレームをつけるには証拠が必要なのは一般的なことですし、お客様に対してそれを行うのであれば、取引関係上慎重にならなければならないのは当然だと感じます。

どのような取引関係であっても、「顧客の側が有利な位置を占める」というのはある程度は仕方がないことですし、そうした関係における「妥当な範囲の関係性」を逸脱しているとは思えませんので、「泣き寝入り」ということになるかもしれません。が、個人的には客商売であれば「当たり前」と受け止めるべき範囲の話だと感じます。

＞何か方法があれば教えてください

例えば「セクハラ」であれば「男女雇用機会均等法」という「明確に違反している」と言える法律が存在しますが、「パワハラ」にはそうした専用法令がなく、それぞれ被った「被害は何か」に拠って管轄法令が「労働基準法」だったり「民法」だったりしてきます。例えば「パワハラが原因で鬱になった」ということであれば、いわゆる「民事上の不法行為に対する損害賠償（＝民法第709条、710条、715条など）」等で対抗することになります。
ただ、どの場合も言えるのは「被害（損害）が何かはっきりしている」「パワハラと損害の因果関係が明確である」ということが、対抗するのに最低限必要な条件になります。また、そうしたことをはっきりと証明するための「証拠」も必要となってきます。
ご質問のケースが上記の条件を満たしているのであれば、或いは「泣き寝入り」しなくとも良いことになるかもしれません。

ただ、質問者さんが行いたいことが「派遣社員の態度を改める」ということであり、わざわざ「証拠」を揃えるようなことをするのであれば、その「証拠」を持ってNTTに改善を申し入れたほうが現実的だし早いと思う次第です。

以上、求められている回答とは違ったかもしれませんが、ご参考まで。