不器用な子のピアノの進度や合格基準

Question

不器用な子のピアノの進度や合格基準現在、５歳（保育園年長）の子どもがいます。
ピアノを習っていて、進度について相談に乗ってください。

２歳よりヤマハに通っていましたが、昨年、幼児科は半年で
ついていけなくなり、退会。
音楽の習い事をこのままスッパリ辞めるか、個人レッスンに変えて
続けるか悩み、個人レッスンの体験を受けて、子どもが「やりたい」と言ったので、
個人レッスンを昨年１２月から受けています。
（といっても、個人経営の音楽教室で何人か先生を雇っているところです）

教本はぴあのどりーむで約５ヶ月でぴあのどりーむ３になりました。

子どもはいわゆる”どんくさい”子で指先も不器用です。
（苦手な発音があるので、療育センターを受診したら、診察した医師から
「不器用な面がある。個人差の範囲ですから無理しないように」と指摘されました）

今の状態は、指も頭でわかっていても違う鍵盤を押してしまうことも多く、
楽譜を右の端まで終わったら、一つ下の段に移るときにもかなりタイムラグがあります。
へ音記号の音符がド（真ん中のド）シラソファまできて、音を指番号で意識するようになり、
譜読みが怪しくなってきました。

練習嫌いで幼児科時代は練習をめぐって、私が子どもに怒鳴り、子どもが大泣き・・
という激しいバトルもありましたが、今は私が「ピアノを細々と長く続けてほしい」と改心し、
宿題の曲を毎日１回弾くことにしています。

そんな状態なので、１週間練習しても、次のレッスンでは宿題の曲をスラスラ弾ける
わけもなく、つっかえながらなんとか弾くという状況です。

それでも、先生は宿題の曲を１度弾かせて、気になった部分を２～３回修正して
合格にします。そして、レッスン中にもう１～２曲、数回弾かせて合格にします。
親として、「それくらいのレベルで合格でいいの？！」と思う気持ちと、
「不器用な我が子に対して先生は大目に見てくださっているんだろうなぁ」
という気持ちで複雑な思いです。

子どもが楽譜のワークをする間、ちょこちょこ先生には相談しますが、
先生は子どもの「ここがいいですよ」と良い面を伝えてくれます。

長々と書きましたが、親としてピアノの進度や合格基準をどう受け止めるとよいか
アドバイスをよろしくお願いします。

Answer 1

ピアノの合格基準はお母様やお子さんがどのレベルまでを望まれるかによって意見が分かれるような気がします。

もしも子供が嫌がらずにビアノを習えて、譜読みができてそこそこ楽しく続けて教養の一つとして楽しむ！という感じのお気持ちであれば、今の先生の指導は良いと感じますよ。
厳しい先生だと子供さんが嫌がるようになり親がプレッシャーで精神的に辛くなって続けたくても続けられなくなる可能性もありますし。

合格！って◯をもらうと子供はとても喜びますよね！それを毎回（？）もらえるならお子さんはとても励みになってるのではないでしょうか。
複雑な思いもわかりますが、先生が生徒さんの個性に合わせての指導をされるのは当然なので、様子をみて子供さんが好きな曲だったりやる気を出した時等に、合格ラインをもう少しひきあげてもらうようにお願いしてみれば合格レベルも少しずつ上げていってもらえるような気がします。
良い面をお話してくださる先生はきっとほめ上手なので、子供のやる気を伸ばしてくれる先生だと思いますよ。

但しコンクールや音大など、もっと本格的に上を目指すのであれば別なので、近い将来、対応してくださる先生を探した方がいいとは思いますが…。

Answer 2

勉強が出来る子、スポーツが得意な子、絵が上手な子、ピアノが上手な子いろんな子がいます。
辛辣かもしれませんが、幼稚科が半年でついていけなくなるほど練習が嫌いな娘さんに、ピアノを習わせ続けることになんの意味があるのか？とちょっと疑問に思います。
私のまわりを見ても家での練習が嫌いな子はやはり伸びませんし、長くやっていても身に付かず辞めていく子が多いです。

うちの６歳の娘も２歳からヤマハに通い、５歳で個人教室にかわりました。
うちの場合はヤマハのレッスンが物足りず、もっとピアノの練習をしたいという希望からです。
個人に変わり家での練習量も格段に増えましたし、技術もグングン上達しています。

もちろん練習したがらない時もありますし、親子共に練習に煮詰まる事もありますが、本人がピアノを弾くのが好きです。
それが一番大事だと思います。
もし娘さんの様な状態であれば、私ならピアノはすっぱりあきらめて、子供のもっと別の可能性を模索すると思います。

たぶんこんな事は散々悩まれた結果、続けると決められたのでしょうから、ピアノを細々と長く続けてほしいと決められたのでしたら、進度や合格基準など気にせず、先生のやり方に任されたらいいと思います。
練習が嫌いなお子さんに弾けないからと何度も何度もやり直しをさせ、完璧に弾けるまで○をあげないなんてレッスンをしていたら、それこそお子さんはピアノを嫌いになりませんか？
先生はそこのところを分かった上で、ほめて伸ばすというレッスンをしてくださっているのだと思います。

不器用な事を気にされているようですが、誰にでも苦手な事はあります。
うちの娘はスポーツが全く駄目です。かなり怖がりでどんくさい子です。
運動が苦手だから体操教室に通わせているという知り合いも何人かいます。
ですが苦手な事は学校で、嫌でもしなければいけない環境にあるのだから、あえて習い事まで苦手な事をさせる必要はないと思うのです。
好きこそものの上手なれではありませんが、好きだからこそ大人になっても趣味として続けられるそういう習い事にしてあげれたらな～と思っています。

Answer 3

まず、起用不器用は関係ありません。
譜読みは慣れですけど、やはり早い子と遅い子がいます
でもこれらは、素質とは関係ありません。
一番大事なことは、最後にどれだけ上手に弾けているかということです。仕上げですね。

５歳というのは、ピアノを始めるのに一番良い時期だと私は思っています。もちろんそれ以前に始めるのもいいのですが、それは、お子様が通われていたヤマハなどで、「ピアノに親しむ」いわゆる下準備です。下準備があれば、ピアノにとっつきやすいということです。しっかり始めるのは５歳くらいからです。なので逆に言えば、５歳からいきなり始めても、少し長い目でみたら、それ以前からしていた子と変わりなくなります。

それで、今教わっている先生ですが、少し気になります。しっかり仕上げが出来ていないのに合格にさせてしまうのは疑問に思います。

５歳というとてもよい時期ですから、もし、お母様にやらせたい気があるのでしたら、個人の熱心な先生に通われることをおすすめします。同じ年くらいのお子様でピアノを習っている子の親御さんに聞いたりすれば見つかるのではないかなと思います。

私の母もピアノで音大を出ているので、小さい頃はそれはもう、スパルタでした・・でも質問者様と一緒である時から関わらなくなりましたね。聞いたことに対してアドバイスをしてくれるくらいになりました。なので、そんなことがあってもいいと思います。好きなら続けていきます。私は音大を出ましたが、姉は同じように習っていて同じようなレベルでしたが、違う道にいきましたし・・

ちなみに私もそうとう不器用です。私ほどの不器用はいないんでないかと思うくらい、素晴らしく不器用です＾＾
譜読みも遅いです。
リズム感もありません＾＾

それでも、出来上がりがまあまあならこっちのもんです・・と思っています＾＾

お子様の成長を願っています。

Answer 4

先生はお子さんの性格も踏まえた上で、練習曲を合格にさせていると思いますよ。先生からすると完璧に演奏できるようになってから次の練習曲に進みたいですが、お子さんの今までのレッスンの様子や精神面を考えて、同じ曲を何度もさせるよりはどんどん曲をこなさせてやる気が出るように導いてくれているのです。
先生も一人一人に合った進め方をしていますので、先生にお任せになれば良いと思います。もっと合格の基準を厳しくして頂きたいのであれば、その旨をお伝えになれば、先生も指導方法を変えてくださると思いますが、先生は今、お子さんがピアノが嫌にならないか繊細に判断されており、もう少しお子さんが大きくなったら厳しく指導されるようになっていかれると思います。先生にもっと厳しく教えて頂きたいとお伝えになる場合は、お子さんがピアノを辞めたいと言い出す事を覚悟してください。ご自身がお子さんにピアノを辞めさせたくないようでしたら今以上にお子さんに口出しをしないといけない状況になると思います。
親からすると我が子に上手くなって欲しいと思うのは当然の気持ちと思いますが、小学生にもなるとピアノの発表会で同い年の子の演奏の上手さを聞いてショックを受ける時が必ずくるので、その時に練習して上手くなりたいとお子さんが自分で感じるまで見守ってあげてください。今のあなたのお子さんの気持ちは、同い年の子より上手く弾く事よりも、自分が楽しかったらそれだけで満足感を感じる段階なのだと思います。「練習しなさい」と言わずにしばらく様子を見て、自分から練習しない期間が１～２ヵ月続くようであれば、優しく「ピアノに飽きたんだったら教室やめる？」と聞いて見てください。たぶん「やめたくない」と言うと思うので、「じゃあ、先生を驚かすぐらいこの曲を上手く弾けるように練習しよっか」と言ってあげてくださいね。