プロスポーツの戦力外通告に、「整理解雇の４要件」は適用されないの！？

Question

プロスポーツの戦力外通告に、「整理解雇の４要件」は適用されないの！？よく、プロ野球やＪリーグで戦力外通告を受けて退団する選手たちの話を
耳にしますが
彼らは、「整理解雇の４要件を満たしていない」と主張して雇用の継続を
訴えることが可能なのでしょうか？

※整理解雇の４要件

一、どうしても整理解雇をしなければならないほどの経営状態にあることが証明されること
二、解雇を回避するためにあらゆる努力がつくされたこと、
三、解雇対象者の人選基準が客観的で合理的であること、
四、労働者および労働組合と事前に協議をつくすなど、解雇にいたる手続きに合理性・相当性があること。

Answer 1

あてはまりません。

わかりやすく書きますと
プロ野球選手は球団の契約社員です。
正社員ではありません。
契約社員ですので、退職金もありません。

貴方の会社の契約社員と同じ扱いです。

Answer 2

あてはまりません。
なぜならば選手はすべて個人事業主だからです。

球団から1年or複数年契約をして契約事項違反がない限り
実力が落ちても契約した年俸は貰えます。
契約年数が過ぎれば更新がない限り俗に言う”クビ”です。