解決済み
半自動溶接機(パナソニック/YT-35CE4)を使用しています。 問題点は、『スパッタの付着』です。 付着に関しては防止剤等を使用していますが、そもそもスパッタの出ない溶接方法があると聞きました。この件に関して詳しい方教えていただけませんでしょうか? プロの方は当然かもしれませんが、当方最近溶接をはじめて「ど素人」です。 品質向上のためご協力お願いいたします。
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最初に、YT-35CE4は溶接機の番号ではなく、トーチの番号になります。 但しこのトーチを使用しているのであればCO2又はMAGだと思いますので、基本的に今の電源でスパッタを出なくするのは無理だと思います。 質問では「スパッタの出ない溶接方法がある」との問いかけでしたので、今とは違う方法・溶接機を考慮した質問と受け取って回答します。 厳密にスパッタが出ないと言うとやや御幣が有りますが、ほぼ出ないといえばTIG溶接が一般的ではないかと思います。 又一般の方が使う溶接では有りませんが、レーザー溶接も同じくスパッタが出ません。 かなり少ないと言う条件になれば、パルス溶接と言う選択肢も有りますが、こちらは上手く条件設定出来れば、スタート・エンドを除いて殆どスパッタを無くす事が出来ます。但し条件設定レベルが難しく、又半自動という条件ではかなり難しいと思います。 電源で言えば、120A以下の領域でしたら、FroniusのCMTはMAG溶接で殆どスパッタが出ませんが、かなり(めちゃくちゃ)高いです。 又国産ではダイヘンのDL2やPanasonicのGZが低スパッタではメジャー所ですが、スパッタ無しとは行きません。 但しどちらにしても、溶接の種類を選ぶ場合は、まず何をどのように溶接したいかで、CO2・MAG・MIG・TIGといった方向性が決まると思いますので、その後その選択肢の中で、一番スパッタに有利にするには・・・と考えた方がいいかと思います。
溶接工です。 半自動溶接に限って書き込みします。 スパッタを減らしたいのであればフラックス入りのワイヤーを使用すればよいです。 どうしてもスパッタを出したくない場合裏技を使います。 MIG溶接でアタールというガスを使用します。これで劇的にスパッタは減ります。そして溶接外観がかなり良くなるおまけ付き。 なぜみんなそれをしないの?と思われると思いますが、ガスがちとお高いです(汗)
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