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本に、同じ事務職でも公安などは危険な職務なので給料が高いとあったのですが、事務職ということは地方公務員なら「地方上級行政…

本に、同じ事務職でも公安などは危険な職務なので給料が高いとあったのですが、事務職ということは地方公務員なら「地方上級行政職(事務職)」のことですよね?警察官や消防士ならわかりますが、普通の事務職がなぜ「危険」なのですか? 普通の地方上級行政職に採用されたと思っていたら、危険な公安系のほうに勤務になった(あるいは、転勤で公安系の部署に転勤になった)ということも有り得るということでしょうか?

補足

麻薬取締などには警察官のように視力や身長、体重などの身体基準が必要ではないかと個人的には思うのですが、そういった身体基準審査無くして公務員になった事務職の人達までそんなことをやって大丈夫なのでしょうか…?

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    おそらく、国家公務員が中心の質問になるのかしら。 行政の分野では、あらゆることが「事務」で一括りにされています。 例えば、国家Ⅱ種行政による行政事務職員であっても、採用先が検察庁や公安調査庁、矯正管区などであれば、試験は「事務職」であっても、公安職俸給表の適用を受けます。 また、国家Ⅱ種の行政事務からは、とても事務職と思えない麻薬取締官(俗に麻薬Gメンと言ってますね)や、密輸の取締りを行っている税関職員も採用されています。そして、麻薬取締官などが行う家宅捜索も取り締まりも全て「事務」(世間でいう事務仕事ではないとは、私も思いますが)という範疇で整理されていて、お給料も事務職の給与です。 地方公務員では、警察官は警察官採用試験で採用されており、上級行政の採用者などが、国家公務員ほど激しい職場に異動させられることは少ない(滅多にない)はずです。 (補足に対して) 例えば、麻薬取締官の場合は、合格者から誰でもかれでも採用しているわけではなく、官庁訪問してきた1次試験合格者のうち(仕事の性質上、面白半分で訪問する人は少ない)、専攻や資格、職務に対する認識などを踏まえて、採用面接を受けることをできる人を指定しています。 そして、そこから、他機関よりもずっと厳しい採用面接を経て、採用を行っています。 基本的には、この業務に関心があり、かつ、覚悟ができている人しか、採用面接に進めない形になっています。単に事務仕事がしたい人は、官庁訪問で門前払いされるわけですね。 ちなみに、国家Ⅱ種行政では、事務の幅がおそろしく広いこともあり、「公務員=事務仕事」「普通の事務仕事が希望」という人は、最終合格が難しく、合格しても、なかなか内定がでません。 それはさておき、質問者さんが不思議に思われることはもっともで、法的な取締官任用要件(法学、薬学)だけでなく、なんらかの体力基準だけでなく、武道経験、語学力、会計知識などの基準があるのかもしれませんね。

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