会社から給与改定を言われました。 この場合、私に断る権利はあるのでしょうか？

Question

会社から給与改定を言われました。
この場合、私に断る権利はあるのでしょうか？給与の改定は社員全員ではなく個人的に今の給与は高いので下げさせて欲しいとのことです。
仕事内容はほとんど変わらないようです。
また、この条件を断るようなら後任者を探すと言われました。

もし、退職を選んだ場合、会社都合になるのでしょうか？

専門的な知識が全くありません。
誰か教えてください。

Answer 1

合理的な理由が無い限り、会社ごときにそんな権利はありません。つまり、あなたにはそのクソ会社の依頼を断る権利はもちろんあります。
そんな権利があったら、採用時には高い給与額を言って会社に入らせて、その後に低い誰も働かないような給与額に下げることが可能になるでしょう？

会社の経営が危なくて、様々な手段を講じたけど賃金カットしかない、そうでないと倒産して従業員も路頭に迷ってしまう、というような状況で始めて賃金引き下げが合理的、と認められます。あとは貨幣価値が変わるとか。

Answer 2

給料形態が基本給30万で新しい給料が基本給22万調整給6万の合計28万の場合、ハローワークでは会社都合として処理してくれます。
ハローワークは調整給はいつでもカットされると解釈します。
ですから基本給が30万→22万と73％に下がりました。80％以下に下がった場合、会社側がどんな離職票を書こうと関係なく「会社都合の退職」扱いにします。
ということで、3か月の待機期間がなく7日間の待機期間のみで失業保険をもらえます。
ただし、失業給付期間は変わりません。

会社から給料改定を言われた場合、実際問題断ることはできないと思います。
どうしてもというのなら、会社の住所の管轄する労働基準局に行くしかないでしょう。
ただし、労働基準局から電話が会社に行きあなたは呼び出されるか、左遷、仕事を取り上げられ、やめるよう仕向けられます。
この場合会社には在籍してないと労働基準局では相手にしてくれません。やめた後では管轄が違うと言われます。

退職届は書かない方がいいです。書くと自主退職ということになります。きちんと、私はやめたくないけれど、給料を下げられて、会社から圧迫を受けたのでやめざるえない事態に追い込まれました。と言います。退職は意思表示だけで効力を生じます。

私がお勧めするのは、給料改定を受け入れて置いてその会社に在籍しつつ、転職先を探した方が良いと思います。

ハローワークはネットでも検索可能です。夜7時までやってるところもあります。ネットで探したものを、印刷し7時までにハローワークへ行き紹介状をもらうのも可能です。ええ、そうです。そんな会社の仕事中にやるんですよ。プリンターも会社の使います。

高い給料で条件高くして入れといて、人が集まったら給料下げるなんて、また次の人もそうやって人集めすればすぐ次の人集まることでしょう。

Answer 3

断る権利はあります。
というより、会社側に、給与を一方的に改定する
権利がないのです。

これは労働条件の「不利益変更」にあたります。
使用者の一方的な不利益変更は、その理由に
合理性が無ければ無効です。

合理性とは、下記の項目から総合的に判断します。
① 変更により労働者が受ける不利益の内容・程度
② 変更の必要性の内容・程度
③ 変更後の就業規則の内容自体の相当性
④ 代償措置その他関連する他の労働条件の改善状況
⑤ 労働者及び労働組合への説得など交渉の経緯
⑥ 他の労働組合または他の労働者の対応
⑦ 変更した内容と同業他社・他産業の水準との比較など
社会的妥当性
賃金や退職金などの重要な労働条件の不利益変更に
ついては、上記の基準以上に厳しい要件が課せられています。
強引な賃金切り下げは、労働基準法違反です。

Answer 4

会社都合にはなりません。

条件を拒否しての退職ですから、自己都合です。