来年一級建築士（22年度試験）を受験しようと思っているのですが、 昨年受験用（21年度試験用）に購入した通信教育の教材…

Question

来年一級建築士（22年度試験）を受験しようと思っているのですが、
昨年受験用（21年度試験用）に購入した通信教育の教材（参考書・講義DVD等）を使用して学習しても問題ないでしょうか。教科によっては法改正で覚えるべき数字などが変わっているケースもあると聞きました。
どなたか教えて頂けませんでしょうか。

Answer 1

あくまでも私の意見ですが、あまりお勧め出来ません。

理由①

毎年、新傾向の問題が加わっており その年の問題集は実際の試験の8～９割程度しか網羅できていないのが実情だと思います。つまり前年度試験問題を加えて作成される来年度の問題集に比べると内容が乏しくなり実際の試験の7～8割程度しか網羅出来ていない可能性があります。

理由②

法規は今年度は大きな改正はありませんが、やはり見劣りします。
少なくとも来年度の法令集を購入し使いこなして下さい。

理由③
平成21年度の試験は４科目から５科目に変わるなど大きな変革期でした。
試験の内容もテスト ケースの色合いが強く問題も簡単だった為、当初予定の合格ラインよりかなり高い点数となりました。
今回の実情を考慮して来年度 試験機関は試験問題を難しくすると思いますし、資格学校は参考書の内容を大きく変える可能性があります。
つまり平成２１年度試験と平成２２年度試験では問題の難易度も資格学校受講者の学習内容も大きく異なる恐れがあります。

理由④

合格ラインにわすか数点の差で多くの方がいる試験です。１点でもムダに出来ませんので例え僅かでも他の受験者より劣る状況下で学習するリスクは避けるべきだと思います。

以上3つの理由で私は平成２１年度の参考書等での学習はお勧め出来ません。