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医者、研修医に関して質問があります。 30代半ばの女性です。 最近知り合ったバツイチの医師の方が 2002年に大学を卒業されたようですが、 現在の臨床研修制度ができる前の方で大学卒業と同時に研修医+博士課程にも入学し 学位を取得しながら、勤務も続けていたようですが 昔は、このような方が多かったのでしょうか? ちなみに、耳鼻科の先生で、大学院では、薬理系の基礎研究をされ、しばらく大学病院にいたあと、開業されたみたいです。 本当は研究医になりたかったのかな?と思うくらい、山のような論文を出されています。 身内や同級生で、医者になった方はたくさんいますが、私たちの年代だと、臨床研修医制度が始まっていますので、ある程度落ち着いてから博士課程に入っている方はいましたが、基礎研究の研究室に入っている方には出会ったことがなく、、、 このように、卒業と同時に、基礎研究を行うことのメリットなどはあるのでしょうか? 詳しい方、お教えいただけたらと思います。 ただ、大学で講師以上になりたいとなると、博士課程を出ていないと、なれないようです。
追加で質問がありますが、スーパーローテ前の研修医って、今よりもかなり薄給だったようですね。。。 そうなると、このような彼のケースであれば、卒後4年間も「学費」もかかっていたかと思いますし、研修医のうちは、親が仕送りをしていたり、博士課程在学期間も、あくまでも「学生」ということで、ある程度親が支援していたりするご家庭も多かったのでしょうか? まあ、この方も私学出身ですし、なんだかんだで、医学部まで進まれる家は、ある程度実家が裕福な方も多い印象ですので「20代のうちは、多少は親が援助できるわよ」っていうご家庭が多かったのかな、と思いましたが、いかがでしょうか・・・?
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私は医師ではないですが、ついこの前夫(50代半ばの医師)がそのような話をしていました。 昔は医局が人材派遣のような事を管理していて、教授の采配でいろいろなところに派遣されていたそうです。 いまの専門医の制度ができる前はその代わりに博士号というものがあって、それを取るように教授から言われるそうです。 教授から認定を受けるめに論文を書きお金を払って博士号を取っていたそう。 教授は今よりずっの権力が強くて嫌われると僻地に飛ばされたり出世ができなくなる事がよくあった、との事でした。 また、医局に属さない医師は変わり者と見られて医療業界では苦労したそうです。 専門医という制度が出来てから、博士号はそれほど重要視されなくなり、取ってもあまり役に立たななことから取らない人も増えたそうです。(夫はその世代のタイプで、当時は海外への論文なども書いていたけどやめて、専門医取得に方向を切り変えたそうです。) 現在は医局制度も崩壊して医局に属さない医師も増え、医局に籍がなくてもフリーの人材紹介会社があるので不便しないようになったと。 博士号は大学病院での出世を目指すか、自身のの研鑽のためなら有効だそうですが、現在は専門医の資格の方が役に立つと言っています。
40後半以上の先生だと、今のようなスーパーローテも無かったので、すぐに大学院に行って、自分の志望する科だけの研究に没頭することは可能でしたし、それなりにいらっしゃいました。 (今みたいに専門医制度もなかったから、専門医取得に向けての勉強や研究も不要でしたから、仕事と院の両立もしやすい) 早期に研究を始めるメリットは、医師の中では出した論文の数である程度凄さが決まる(もちろん中身もある程度大事)のと、大学病院で教授などになるには早く出世した方が良く、出世するには研究成果がいるからかなと思いました。 耳鼻科は体育会系な雰囲気の方が多い科ですし、競争も激しそうですね... まあ、開業するにしても、開業した時に通ってくれるお客さんとなる患者さんをある程度、総合病院勤務時代から得ておく必要があり、大学病院で外来担当をするには少なくとも講師以上になる必要がありますから、開業したときにうまくいくように頑張ったと言う見方もできますね
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