トロンボーンの演奏、指導を生業としています。 音大という先の見えにくい進路を考えつつ、早いうちから"仕事"を意識しているのはとても良いことだと思います。 (管楽器専攻の)音大卒業生のその後、ということであれば、おそらく音楽と関係のない一般職に就かれる方が割合的には一番多いでしょうね…残念な現実ですが。日本国内にどれだけの音大があって、自分の演奏している楽器だけでも毎年どれだけの卒業生が輩出されるかご存知でしょうか? 演奏の仕事ということであれば、例えば多くの音大生が目標としているであろうプロオケ(プロ吹奏楽団)の団員ならば、まず欠員が出ない限り募集がありません。仮に1つ枠が空いたとして、そこを数年間狙い続けていた人たちで競い合うわけです。もちろん音大卒業生みんながオーディションを受けるわけではないですが、実力がある人たちが集います。他のプロオケから移籍しようとしている人、既にエキストラとしてあちこちのオケで呼ばれている人、コンクールの上位入賞者をはじめ、現役の音大生も。かなり狭き門です。北海道だろうと九州だろうと空きが出ればこぞって競い合います。 一昔前(ふた昔ぐらいか?笑)であれば、自衛隊の音楽隊(専務隊)なんかは高卒でも上手いやつが入ったりすることがありましたが、今や音大卒業生の人気の就職先。プロオケほどではないにしろ大変です。そしてやはり空きが出ないと募集がない。 オケや自衛隊などの会社組織に属さずに続けている人の大半はフリーランスということになりますが、大抵のフリー奏者は楽器店や音楽教室での講師(これだけでやっていける人も少ない)やスクールバンド・アマチュアブラスなんかのレッスンをしつつ、たまにある演奏の仕事で凌いでる人が多いんじゃないでしょうか。普通にコンビニバイトしてるような人もいます。 プロオケやプロ吹奏楽団のトラで呼んでもらえるのは上手いやつだけです。そしてそういうやつが経験を積んでいき、プロオケのオーディションに通る…要は上手くなきゃ仕事が無いんです。 個人的な感覚としては、トラとしてプロオケに呼ばれるほどでないフリー奏者の大半が、フリーとしてやっていく中で収入が安定しないこととモチベーションが保てずフェードアウトしていくように思います。中高で音楽の非常勤講師を掛け持ちしだしたりするとそっちのほうがメインになったり(正採用を目指したり)する人が多い印象です。 だったらはじめから音楽の先生目指せよって思うかもしれませんが、これもなかなか大変。音大生は教員免許こそ取得する人が多いですが、採用試験を通るのはごく一部。だって音楽の先生ってどの自治体でも募集が少ないですし、国公立大の教育学部や教育大の学生は、音大生が"音楽"を学んでる間に"教育"を学んできてるので、そういった受験生の方がしっかり対策できてますからね。 音楽に…というか演奏に全く関係のない仕事であれば、そりゃもう就活次第です。 早いうちに自分の実力を見極めて、演奏で食っていけないと思えば早めに就活に切り替えて要領よくやれば、学歴フィルターの存在するような企業でない限り一般大と何ら変わりません。ただまぁ大学側のサポートというか就職支援は無いようなもんですけど。 …とここまで長々と書いてそもそも論なんですけど、あなたはなぜ吹奏楽の強豪校に進学したいのですか?音大受験とあれば、吹奏楽部のそれとは性質が違います。個人レッスンは必須で、ピアノ、楽典、ソルフェージュ…上位音大を目指すなら当然しっかりと対策をする必要がありますし、それらの時間は確保できるのでしょうか? 残念ながら昨今は少子化の影響でどこの私立音大も学生集めに躍起になっており、吹奏楽部の活動の片手間に対策しながらでも「選ばなければ」どこかに入れるでしょう。でも正直しょぼいトコ行ったって対して上手くなんないんですよ。もちろん個人の才覚次第ではありますけど。 とはいえ、いわゆる"超"強豪校と言われる吹奏楽部から東京藝大に進学し、プロオケ首席の椅子を射止めた若者もいます(割と最近の話です)。まぁ彼は高校生の時から有名だったけど… さて、今の時点ではあなたの可能性は無限大(とは言わんけどいろいろ)です。 できるだけ上位の一般大に進学、お給料や福利厚生のしっかりした企業に務め、休みの日に趣味として楽器を楽しむのも一つの幸せだと思います。しかし、たとえ食っていけなくとも音楽に身も心も捧げたい、これしか考えられない!とか、親が金持ってるから音楽の仕事なくても脛かじって生きよう、とか割り切れるのであれば音大進学も良い選択肢かもしれません。 怖がらせたいわけではないのですが、現実は思うようにいかないことのほうが多いです。 しかしそんな中でも、ぜひあなたの音楽で道を切り開いていってほしいと思います。将来の活躍を楽しみにしています。頑張って!
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音楽家の職業や収入源は多岐にわたります。主な職業としては以下のようなものがあります。 ・オーケストラ団員 ・吹奏楽団員 ・ピアニスト ・声楽家(オペラ歌手など) ・作編曲家 ・音楽教師 ・レコーディングミュージシャン 収入源としては、演奏会の出演料、レッスン料、作曲・編曲の実績に応じた印税などがあげられます。自衛隊や警察の音楽隊に所属する場合は、それらの組織から給与が支払われます。 音大を卒業した後の進路は、上記の職業に就くほか、音楽関連の会社に就職したり、フリーランスで活動したりと様々です。音楽の道は決して楽ではありませんが、音楽を愛する情熱と努力次第で、充実した人生を送ることができます。今のうちから着実に実力を付けていくことが大切です。 ※この回答は生成AIで作成したものであり、最新の情報や完全な正確性等を保証するものではありません。
音楽大学を卒業した後の進路は多岐にわたります。多くの卒業生は以下のような職業に就いています: 1. **演奏家**:オーケストラやアンサンブルのメンバー、ソロ演奏家として活動。 2. **音楽教室の講師**:個人レッスンや音楽教室での指導。 3. **学校の音楽教師**:中学校や高校で音楽を教える。 4. **音楽関連の職業**:音楽プロデューサー、音響エンジニア、楽器メーカーのスタッフなど。 5. **自衛隊や警察の音楽隊**:安定した収入と音楽活動の両立が可能。 音楽で生計を立てるのは難しく、収入が不安定なことも多いです。そのため、多くの人が複数の仕事を掛け持ちしながら音楽活動を続けています。音楽大学の学費は高額で、奨学金やアルバイトで生活費を補う学生も多いです。音楽を職業にするか趣味にするか、よく考えて進路を選んでください。 参考にした回答 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1216627727 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12270243222 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14127013404 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14128733024 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14283192074 ※この回答は生成AIで作成したものであり、最新の情報や完全な正確性等を保証するものではありません。
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