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「公務員の昇給額」に関する「生え抜き職員と中途採用者との違い」について ご覧いただきありがとうございます。 地方公務員の昇給についてお尋ねいたします。私は2年前、30台前半で中核市に社会人経験者として入庁しました。 毎月いただく給与は生え抜きの同年代の職員に比べれば低いですが、それについては異議はなく納得しております。他方で、1年ごとの昇給の額については、疑問を抱いております。 給与は公務員でおなじみの俸給表に則って決定されますが、私の勤め先では、新卒の採用者も社会人採用者も必ず1級からスタートします。ただし中途採用の場合は、前職の経験が加算されてある程度号が進んだ状態からのスタートとなります。 (私が入庁した際は、私は1級の60号からでした。同い年の生え抜きの職員は、すでに3級になっていました。) 勤め先の自治体の性質上、そこで1年務めると2級の昇格試験を受けることができるようになり、私も2級になって現在に至ります。ただ、1級で60号まで進んでいたため、2級に昇格した際にも、ある程度進んだ号からスタートしていました。 俸給表の性質上、同じ級でも号が小さいほど、1年ごとの昇給額が増えるようになっています。1級や2級の場合、1号から2号へ移行すると千円ほど増え、1年で4千円ほどの昇給となります。私の場合は2級の中でも中盤の号にいるため、一つ一つの号の変化による差額が500円ほどで、1年での昇給額は2千円程度となっています。 実態として、生え抜きで入庁した職員は1級の低い号から始まり、号が一定以上奥まで進む前に所定の年限を務めて次の級へ昇格するため、新しい級に移った時点で低い号(=昇給が多いゾーン)に行くことができ、私のように社会人採用で入庁した場合は、高い号で始まり次の級に移行しても号が進んでいる(=昇給が少ないゾーン)状態になってしまっています。 このような昇給の格差は、どこかの段階で解消されるのでしょうか? 給与の支払いに関しては市区町村ごとの条例によって定められているため一概にこうだと書けるものではないかもしれませんが、他市区町村ではどのようになっているのか、ご情報をいただければと存じます。何卒、よろしくお願いいたします。
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>このような昇給の格差は、どこかの段階で解消されるのでしょうか? 制度の運用上、決まっていることなので解消はされないと思いますよ。 投資などで不足分を補うといいと思います。
一般的な自治体では、国家公務員と同じような俸給表で国家公務員と同じような昇格時の号俸決定方法になってるかそれに近いものと考えられます。 国家公務員の場合は人事院規則9-8という規則に規定されています。 https://laws.e-gov.go.jp/law/344RJNJ09008000 先ず、国家公務員においても同じ級の中では、若い号俸ほど上位号俸への昇給額が大きくなります。 そして、人事院規則9-8における基本的な考え方の一つに、昇格が速い人ほど有利になるというものがあります。 端的には人事院規則9-8第23条及び別表第7を読み解くとわかります。 中途採用の方の場合においても、とにかく速く昇格していくと、昇格時に少しづつ若い号俸(号)に飛びつくことになります。 先程の別表第7を参照してみて、同じような表が質問者さんの自治体の例規にもあると思います。 最短ペースを貫くと、5級6級の頃には、号俸(号)が1桁に近づいてくるのではないかと思いますよ。
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