回答終了
鍼灸師について、医療者の人はどのような感じに思っていますか? すいません前にも似た質問をしたものです。さいきん遅めの新年の親戚の集まりがありました。お父さんは鍼灸整骨をしていて、私も店を継ぐために次年度から鍼灸の専門学校にいきます。 ぼくはずっとお父さん子というか、学校からまず帰る先は鍼灸院だったので、ずっと施術やお父さんと患者さんの関係を見てきました。 前の質問でも書いたことなんですが、鍼灸整骨の先生は医者と同じくらいのイメージでした。話をきいて問診して、口や身体を見て、耳の裏や首などを触って風邪だとか疲労だとか、診断をして、施術した後は漢方の処方をだして。やってることは医者と変わりないのになぜ医師免許がないのかと思っていました。 しかし、親戚の集まりが決定したときにお父さんは行こうとしませんでした。後でわかったことですが、少し遠い親戚に医者がいて、その人が来るからだとお母さんから聞きました。 医者は東洋医学を認めたくないって話をお父さんからよく聞いていたので、話が合わない医療者同士が揃うのが嫌なのかと思っていました。問題はその集まりで起きました。 その医者の親戚に「鍼灸の学校にいくので、医療従事者の先輩として色々教えてください」と言ったときに、「鍼灸は医療従事者ではないよ。医療行為に関わっていないから」と言われました。全然意味が分からなくて、お父さんが日頃話していたように西洋医学に心酔する医者からの東洋医学への嫌がらせかなと思い、少し怒りながら「東洋医学を認めなくないからそういうこと言うんですか?」と言っていしまいました。 でも、本当に問題だったのは、私の認識ではと思いました。その医者の先生に色々と教えてもらいました。鍼灸行為も整骨も、医療類似行為といって医療行為に属していないことや、WHO等の国際基準ではセラピストに分類されること、東洋医学にはEBMといってエビデンスに基づいた治療がなく、全て「やってみて結果良くなったことだけを2000年間かき集めただけ」「漢方は中国利権の関係で治験をせず承認された」とか。色々聞きました。調べましたが全部本当のようです。 この親戚と同じように、医療従事者の方は鍼灸整骨の先生を医療従事者だと思っていないのでしょうか?医療に大きく関わっていると思っていたので、本当にショックです。
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私は鍼灸師で、一番の友人は医師です。 その友人ともよくこの話はしますが、その様な話で揉めたことは一回もありません。 私は最初から自分のことを医師の様な医療従事者とは思っていません。 鍼灸師はそんなに万能じゃありません。 学校でも習いますが、私達がしていることは医療類似行為です。 鍼灸師に出来ることは鍼を刺したり灸をすることです。 医師は診断することも薬を出すことも手術もできます。(ライセンス的には鍼灸もできます。) 友人から良く聞かれることは、「なぜ効くのか」、ということです。私は東洋医学的にしか説明できない鍼灸師は本物ではないと思っています。西洋医学的にも医師に説明できる治療を心がけているところが自分がお医者さん(友人ではなく連携している医師のこと)や患者さんに信頼されている理由かなと思います。 ただ、保健医療の分野では鍼灸師や介護士も医療従事者に含まれているので、自分のことを医療従事者だと言って良いと思います。
鍼灸師です。 前回も回答したと思います。 医療従事者には高度な責任が伴います。人の健康・生死に関して、基準となる能力と、それを維持する努力が求められます。その責任を果たす代わり国や地方自治体は保険制度として医療費を認めますし、国民も信頼して医療を受けます。 対して鍼灸師という職業には責任を求められていません。難病や重症であれば断っていいし、的外れな施術してもお咎め無しです。国や地方自治体も特に期待していませんし、医療費としてもほぼ認めません。まぁルール守って頑張ってね、昔からある文化だしね、という感じです。なので鍼灸師は「医療類似行為者」と呼ばれます。つまり「医療みたいなことをしている人」という意味です。厳密には医療ではありません。 あなたがどれだけ鍼灸の素晴らしさを世に説いても世界はあまり変わりません。ですがあなたが立派な鍼灸師としてお父様の様に活躍すれば、患者さんからの信頼は得られるでしょう。それに満足できないのならば、あなたが医学部に行き、医師となった上で鍼灸をされればよろしいと思います。
なるほど:1
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