派遣社員から直接雇用に切り替えられた方で後悔されたことありますか？ 直接雇用になれて良かったでしょうか？

Question

派遣社員から直接雇用に切り替えられた方で後悔されたことありますか？
直接雇用になれて良かったでしょうか？

Answer 1

派遣元の人間ですが、

今の労働者派遣法は派遣労働者の給与の金額にまで口出しをしており、同一業界の平均給与額以上の金額を支払え、退職金制度のない会社も相当分を給与として支払え、という制度になっています。
つまり派遣社員でありさえすれば、自動的に平均よりいい給料がもらえます。
派遣先の仕事がなくなるとなれば次の仕事も探してくれます。

派遣社員から直接雇用に切り替わると、労働者派遣法による保護がなくなります。そして切り替わる先は正社員ではなくて契約社員であることがほとんどです。
雇用期間の定めがあって、それ以上いられるかどうかは会社の都合次第です。正社員はよほどのことがなければ解雇できませんが、契約社員は契約を更新しないだけで「はいさようなら。今までありがとうございました。」です。給与体系だって正社員と同じ責任を負っているわけではないから同一労働ではない、という理屈でかなり低く抑えられ、派遣時代より安くなることも普通にあります。

大手の派遣会社ですと登録している方もたくさんいますので、派遣先への直接雇用をどんどん進める会社もあるようですが、一概に派遣社員＝弱者、直接雇用＝勝ち組、というわけではないので、派遣先から直接雇用の打診があった場合は内容をよく確認する必要があります。
派遣先だって正社員ではなく契約社員として、自分のところの業務の経験者を短期間雇えるなら、派遣会社の利益分を払う必要がなくなるので安上がりなんです。コストカットのための直接雇用打診は応じるメリットはまずありません。

Answer 2

拘束時間が長くなりました。
派遣の時は時間は派遣社員の都合の良い契約にできたのですが、
直接雇用になったら社員の就業規則に則らねばならず、帰る時間が少し遅くなりました。あと、時給換算すると派遣の時よりも減ったと思います。
正直、派遣の時の方が気楽だったなーと言う印象です。