転職についてです。 今現在いわゆる中堅企業で新卒より3年ほど働いています。転職を少しずつ考えてきており、とりあえずdod…

Question

転職についてです。
今現在いわゆる中堅企業で新卒より3年ほど働いています。転職を少しずつ考えてきており、とりあえずdodaを登録しました。dodaを見ていると大手企業の求人は見当たらないように感じます。今の会社より規模が小さいところが多いです。転職で大手企業に転職する人はどうやって求人を探しているのでしょうか？
ちなみに化学メーカーで探しています。

Answer 1

もちろん職種次第ということもありますが、基本的に大手というのは新卒しか採らず転職は限定的な傾向があります。
大手から中小には行けますが、中小から大手には行けないと思っていいでしょう。

◆末端社員として転職
大手と言っても大手の子会社とか、あるいはその末端社員というものは日頃から募集されていることは多いです。
例えばスーパーの現場職、チェーン店の現場社員、期間工などは大手の社員や関係者に違いないですが、総合職や出世の道というのは基本的に本社採用とは異なることが多いです。
もちろんアルバイトから入ってそのまま副社長になってしまったような例もありますが、かなり稀です。

◆出向
大手と大手の転職で多いのは出向です。
出向は相手企業や団体との関係を維持するために、相手企業に籍を置く行為です。出向はもちろん一般転職市場には出てこないので最初に大手に入らないと関係がありません。

◆口利き
中小企業から大手への転職でほぼ唯一ともいえる方法が口利き、つまりコネです。
または業界の結束が強いジャンルでは、師弟関係や勉強のために口利きで事実上出向のように社員にさせてもらうなどもあります。
例えば中小タクシー会社の子が勉強のために東京の最大手の会社の指揮部門に配属され、年月が経ったら親の会社を継ぐようなことはよくあります。

また技術職は最底辺の現場職から始めて、技術が認められてプロジェクト参加時に上の企業からお声がかかり、という流れで転職を次々決めて収入を上げることは結構一般的に行われています。
技術が身につかない、技術職だけど技術レベルが低いままなどだと、声は掛からず転職も不可能でしょう。

◆ヘッドハンティング
ほとんどのヘッドハンティングは大手の総合職で活躍していて、その活躍から中小企業幹部や子会社社長にどうかということで直接声がかかることがほとんどで、中小から大手へのヘッドハンティングは多くありません。
例外として、起業した初期メンバーにいて、その企業が大活躍して資本関係を大手と結んだり、その実績から大手と関係を持つ、大手のコンサルティングを行うなどの例があります。

やはり直接交渉されるか、しかるべき表に情報が出ないヘッドハンティング専門のエージェントやシンジケートなどによって行われます。
なのでウェブから申し込んでどうにかなるものではありません。
ウェブでヘッドハンティングを謳うサイトはありますが、実際にはそうではなく普通の転職サイトです。

◆買収など
大手と資本関係にある別の中小企業がつぶれる、あるいは合併するなどしてその中で優秀な人にお声がかかるパターンです。
勤続年数などで優遇してもらったりもあります。高卒アルバイトで入って、店舗社員になりその会社が倒産。そのまま親会社の正社員登用という例もあります。
しかし通常採用と異なり給料面で不利になったりすることもあります。

◆技術職
基本的にコネには違いないですが、技能で賞をとったり、業界で優秀な成績を修めた人、専門技術すぎて替えがきかない職種では、大手問わず転職にそもそも有利で取り合いになっていたりします。
例えばですが、看護師であれば大手病院でも足りない売り手市場なので、中小クリニックから大手へ転職も場合によっては可能です。
プログラマーであれば、技能さえあればフリーランスにも大手にも行けます。技術専門のエージェントや口利きによるので、ふつうの兵隊募集用のポータルサイトなどには募集がなかなかありません。
研究職であれば、やはり替えが効きにくいこともあり、大手から大手へ転職、あるいは場合によっては中小からでも学歴次第では大手へ行けます。
研究職は京大以上が当たり前にいるので、元の企業よりもどこの出で何を研究している人か、という人が重要視されたりします。

メーカーの職種次第ですが、専用のエージェントやサービスもあるものがあります。

一方で通常の多くの職では、大手へ行けるのは新卒で大手行った人だけで、しかも大手でも転職市場価値がほぼない職種も多いです。

Answer 2

とりあえず転職エージェントに相談してみたらどうでしょう。

Answer 3

エージェントとか、企業のHPから直接応募とかですね。