M＆Aで雇用条件が変わるか教えてください。 扶養の範囲でパート勤務をしています。 従業員が51名未満の会社ですが…

Question

M＆Aで雇用条件が変わるか教えてください。

扶養の範囲でパート勤務をしています。
従業員が51名未満の会社ですが、
M＆A（おそらく株式譲渡）により101名の会社の子会社となりました。

その場合、雇用条件は親会社に準じるのでしょうか。
少ない月給と勤務時間で
社保に入れるならそうしたいと思っています。

最終的には弊社の総務に聞くしかないと思いますが
一般的なところをまずは知りたいです。
よろしくお願いします。

Answer 1

M＆Aに拠っても吸収合併ではなく子会社のままなら、親会社とは別会社のままだ、って事を先ず押さえましょう。

なので従業員数が変化する訳ではないので、その事に寄って健康保険法上の取り扱いが変わる訳では有りません。

今は施行令34条に拠って昨年10月に101人以上の企業が、そして来年10月に51人以上の企業がかつての501人以上の大企業と同じ加入基準が適用されるような流れですが、50人以下の扱いのままとなりますので、その流れには乗れない事となります。

単に株主が変わっただけですからね。健康保険法は株主が誰かを問いません。

しかし、50人以下で有っても一定の基準、具体的には月108,334円（年換算130万円）を超えるか週30時間（貴社の正社員の4分の3）を超える勤務をするかのどちらかに該当する人は社保の加入対象者ですから、そう言う人を対象に、親会社が組合健保に加入している時、そちらへの編入が為される可能性も有ります。

グループ会社ではありますから、待遇を統一する動きは有るかも知れませんね、親会社次第ですが。その場合。3割負担なのは変わりませんが、その3割も一部が組合から補填されたり、健康診断の内容がグレードアップしたり、提携のリゾート施設が格安で利用出来たりって言うメリットが出て来るかも知れません。

その他、社内規則が親会社に合わせたものに一部でも変わったり、組織編成も変わったり、福利厚生が親会社並みにアップされたり、人事交流が生まれたり、メイン銀行が変わる事で仕事のやり方が変わったりって事は一般に良く見られますよ。