解決済み
私もバイトしてから同じような疑問を持ちましたのですごくわかります。 実は、勤務時間を15分単位などで管理しているところは特に中小企業はじめまだまだすごく多いですよ。 そして、だいたいは不利なように切り捨てされて労働者が損害を被っていることが殆どで、世のパートやバイトはこの状況に我慢してる、もしくは知らないというのが現状です。 もちろんこのように労働者が搾取されている現状って倫理的にもですが法的にも良くはありません。 実際、労働基準法第24条第1項より、「賃金は原則その全額を支払わなくてはならない」と定められています。(賃金全額払いの原則) これを素直に解釈すれば、労働時間は一分単位で計測されるのが好ましいというのが定説です。 例えばガストのすかいらーくやセブンイレブンは昔は単位時間から余った時間を切り捨てしていましたが(これを丸め処理と言います)、バイトが法的に争ったことにより今は1分単位で管理されています。 しかし、法律でそのように決まっているからといって、じゃあ勤怠管理システムが一分単位でないのでただちに違法であると裁判所や労基を認めさせることができるかというと、実はそうとも限りません。 実のところは「グレー」なのです。 これは、タイムカードを押した時間がそのまま実際の労働時間を測定できているとはかぎらないからなんです。 タイムカードがビルの入り口にあるのに職場が10Fのオフィスというケースを仮定しましょう。 これだと、例えば五分単位の管理でタイムカードが数分切り捨てられても、それはエレベーターで移動中の仕事に関係ない時間だとみなされてしまえば、ただちに違法にはなりません。(そもそもタイムカードをオフィスの入り口に置いて正確に測れるように労基は指導はしてくれると思いますが、しかし切り捨てそのものを違法とは断言してくれないでしょう。) 法律はあくまで「実労働時間に対して給料を全額払え」ということしか主張していないので、勤怠管理システムによる時間計測が、実労働時間とどれだけ一致しているかによって話が変わってきます。 だから上で述べた大手企業みたいに一分単位で計測した時間をそのまま仕事した分にするというのが上手く実現できている会社は、それで良いのです。(おそらく労使でいくつか取り決めはあるはずですが) しかし現実問題、世の大半を占める中小企業はそんな勤怠管理システムを導入する技術も金もないので「ここから実労働を始めて終わったと見なす」という合意を労使で取り交わすことで、この問題をなあなあにしていることが殆どです。(工場とかなら強制的に電源を落としたりすることでちゃんと勤務時間を把握できるらしい。) そのための15分単位の勤怠管理なんですね。 つまりこれは「会社の不手際で申し訳ないが15分単位で実労働時間を計測するから労働者はそれに合わせて実労働を開始したり終わらせるように"努力"してください。さすれば不利益にはならないよね?」と暗に言っているということです。(向こうは直接そう言ってくれないですが) 労基としても「労使トラブルはまずは双方が話し合ってうまく解決してね。」っていう考えがあるので、「なーんだ合意してるじゃん。」と一旦思われてしまえば、彼らも面倒だし介入してくれないのです。 15分単位の管理とかが無くならないのはこれが真の理由です。 しかしこれは逆に言えば、15分単位に合わせて私たちが残業を切り上げたり、ピッタリになるように追加の残業を頼んだりするのを向こうは断れないはずなんですよね。 これを断って無給労働するよう強要すると直ちに違法な切り捨てになるからです。 それに、例えば1分遅刻したら14分は無給で働くことになりますからその時間になるまで休憩しても原則的には咎められはしないはず。 でも実際にこのような運用がなされることはあんまりなく、だいたいみんな泣き寝入りしてサビ残をしているので、確かにその証拠集めて訴えたら多分勝てはします。(リターンに労力が見合ってないけど) 日本って文句を言わず仕事できる奴が偉いみたいな風潮の会社がとても多いので、まずそんなんで争いを起こそうとする人は周りから白い目で見られるのに耐えかねて数年以内に退職にしちゃって中々事態が改善されないんですよね。 年々労働条件に対して労使間の係争事案が増えてはいますが、やっぱりそれは一部です。 なーんかどうも企業側の屁理屈で労働者がビミョーに無駄な努力を強いられているような感じは否めないんですけど、でも例えば有給の管理は労働者に一任されてたり、労働者ってのは案外やることなすこと"自己責任"です。 だから、質問者様が契約内容に疑問を抱いてやっぱりやめようか検討しているのは正直めちゃくちゃ賢い判断です。 もしそれで契約をしたらその責任は自分に降りかかってきますから。 断言はできませんが会社の規模が大きい癖にいまだにこういう違法な切り捨て処理をしてるところは、もしかしたらブラックな可能性も出てきます。(でも説明してくれるだけマシで、私はその説明すら受けませんでした笑) まあでも仕事をし始めてからでないと内部のことはわからないですからねー。 もしかしたらすげえ風通しがよくて説明したらちゃんと全額払ってくれる職場かもしれないし、逆に不払いが横行しているところかもしれません。 とはいえ今はネットで会社情報を収集することで色々と事前に探れるのでぜひやってみてください。 ブラックなとこになればなるほど、そこのバイトさんや社員さんが被害を泣き寝入りしてる可能性が一気に浮上するので。 私たち労働者が自己防衛のためにできるのは、質問者様のようにまずこちらが不利になりそうな契約でないか疑うこと、もしもう入ってしまったならこちらの努力で不利益を避けられることは全てやり尽くすこと、それでも限界があって契約を変えたいなら団結して交渉するか、より良い職場へ転職するかです。(労基や人事部への通報はマジで頼りにならないので本当に最後の手段です) 日本の経営者は誰も言いませんが、15分単位での管理は100%違法とはいいませんよ、でも基本的に不正の温床です! ビッグモーターの事件を見れば明らかですよ、ブラック企業は外からじゃ一見して分からないことをいいことに平気で法律を破りますが、自己防衛のために私たち労働者もなんとかできることはやっていきましょう!
1分単位が基本だと思いますけどね。。。
そこによりけりで、 サービス業で専門店だと、30分前に来て掃除して準備してという所は、よくありますし、周りでも聞きます。 まだ10分前ならマシですかね。 でも、30分前に出勤(無償)の所は流石に早すぎて、無駄すぎて即辞めましたね! 面接時によく聞く事を学びました。 今はギリギリ出勤でokの所を選びました。残業1分単位です。 前のところは、20分前出勤(無償)で開店準備でした。 残業は20分単位で、なかなかつけてくれないケチ度でした。 色々ありました。 ショップ専門店だと人が少ない為、そういう所ばかりでした。15分単位結構あると思いますよ。
ありがとう:1
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