会社の総務の庶務担当が、例えば「焼肉を奢ってもらう見返りにある社員が家を買ったことを他の人に知られないように（ルールに沿…

Question

会社の総務の庶務担当が、例えば「焼肉を奢ってもらう見返りにある社員が家を買ったことを他の人に知られないように（ルールに沿って）庶務手続きを行う」ようなことを長期にわたって行っていた場合、その庶務担当を懲戒処分することは難しいでしょうか？

前提として
・その会社は全国に支社がある大手企業
・「家を買ったら転勤の辞令が出る」というカルチャーがある
・以前組合を介して交渉した際は「住居の購入と辞令に関係ない」と人事は回答している
・ただ、実情としてはローンがあれば無理な辞令でもやめないだろうという判断と「一度許せば前例になるから」という理由での住居購入者への辞令が出て来ていた

とします。

一方で、転居などの手続きは庶務の担当者に行い、担当者は粛々と変更作業を行う必要はあるけど別に変更手続きをしたことを周囲に周知する必要は（少なくともその会社のルールでは）全くないとします。

その際にもしもある社員が住宅を購入した時に「周りに何も言わず黙って手続きしてほしい。話題に出ても私が家を買ったことについて言及しないでほしい。」と焼肉を奢って言って来たとします。

その後、その庶務担当が色々な人に長年にわたって「焼肉接待」を受けてサイレントに住所変更手続きを行い続けて、結果直接手続きを受け付けた人が支社への転勤を免れ続けたみたいな話があった場合、それを理由に懲戒処分は出来るでしょうか？
それとも、「住居購入と辞令は関係ない」と対外的に言ってる以上、処分は出来ないでしょうか？

Answer 1

＞（ルールに沿って）庶務手続きを行う

であれば、懲戒処分を行える問題がなにも発生していません。
なので不可能です。
なので、この質問は、

＞ある社員が家を買ったことを他の人に知られないように

これがルール違反かどうか、が肝です。
質問中には、

＞別に変更手続きをしたことを周囲に周知する必要は（少なくともその会社のルールでは）全くないとします。

と明記されているので、なにもルール違反を犯していません。
よって懲戒処分を受けるべき問題点が発生していませんので、懲戒処分は不可能です。

Answer 2

住居の購入は、個人情報に匹敵するので外部へ言わないのは、コンプライアンス上当たり前だと思います。
それを言う方が問題かと思います。家を購入したから転勤は、別問題です。
偶々家を購入する年齢になると転勤する年齢が合致してくると思います。
処分に該当する事案では有りません。

Answer 3

庶務担当はルールに沿って手続きをしているので、懲戒処分する理由がありません。
むしろ転居や家の購入という個人にまつわる事をベラベラと話していた方が問題になります。