給与の計算方法について質問いたします 総支給額 ： 300,000円 みなし残業 ： 30時間込 所定労働時間…

Question

給与の計算方法について質問いたします

総支給額 ： 300,000円
みなし残業 ： 30時間込
所定労働時間： ８時間／日
所定労働日数： 22日／月

この場合の、基本給と、1時間当たり単価を計算する式を教えて下さい。

※深夜手当無し。基本給は1本単価で願いします。

Answer 1

以下、概算となります。

理由は貴方の勤務先の「給与制度」の詳細が不明だからです。

総支給額に「各種手当」を含まず、

貴方の表現する[基本給]を

[総支給額：30万円]=[基本給]+[みなし残業加算]

と定義する。

また、
残業割り増し分は「法定最低：25%」と仮定する。

通常勤務時間数に換算すると、
[総勤務時間数]={(8時間)×(22日)}+{(30時間)×(1.25)}=213.5時間

この勤務時間換算に対して「30万円」が支給されるので、
[時給換算]=(30万円)÷(213.5時間)=1,405円
(※)「1円未満切り捨て」にしています。

[基本給(相当額)]=(1,405円)×(176時間)=247,280円・・・(a)

となります。

[みなし残業加算]=(1,405円)×(1.25)×(30時間)=52,688円・・・(b)
(※)「1円未満切り上げ」にしています。

[総支給額：(a)+(b)]
=[基本給：247,280円]+[みなし残業加算：52,688円]
=299,968円

概算の算出途中で「端数処理」をしているので、
誤差が有りますが、
ざっくり、こんな感じということになります。

Answer 2

総支給額の内訳はどういうものでしょうか。
時間給を計算する場合に必要なデータは、基本給に代表される固定給額です。
残業代や通勤手当などの諸手当は対象としません。

見なし残業代（固定残業代）が認められるのは、それが何時間分でいくらなのかが明確になっている場合に限られます。
「基本給30万円の中には見なし残業代30時間分が含まれる」という表現ではみなし残業代が含まれていると認められませんので、残業実績があれば実績分の残業代支払い義務が勤務先には発生します。
ただし、あらかじめ残業単価が明示されており、容易にみなし残業時間が算出できる場合を除きます。

時間給の算出式の原則は
年間の固定給支払い額÷年間所定労働時間
です。
ゆえにご質問文内容では情報不足です。

Answer 3

基本給と1時間当たりの単価は以下の式で計算できます。 基本給 = 総支給額 - みなし残業手当 1時間当たりの単価 = 基本給 ÷ (所定労働時間 × 所定労働日数) まず、みなし残業手当を計算します。 みなし残業手当 = (基本給 ÷ 所定労働時間) × (みなし残業時間 ÷ 所定労働日数) ここで、みなし残業時間は30時間、所定労働時間は8時間、所定労働日数は22日となるので、みなし残業手当は次のようになります。 みなし残業手当 = (基本給 ÷ 8) × (30 ÷ 22) 次に、基本給を求めます。 基本給 = 総支給額 - みなし残業手当 基本給 = 300,000円 - {(基本給 ÷ 8) × (30 ÷ 22)} これを基本給について解いていくと、次のようになります。 基本給 + {(基本給 ÷ 8) × (30 ÷ 22)} = 300,000円 基本給 × (1 + 30 ÷ (8 × 22)) = 300,000円 基本給 × 1.3409 = 300,000円 基本給 = 300,000円 ÷ 1.3409 基本給 ≒ 223,715円 最後に、1時間当たりの単価を求めます。 1時間当たりの単価 = 基本給 ÷ (所定労働時間 × 所定労働日数) 1時間当たりの単価 = 223,715円 ÷ (8時間 × 22日) 1時間当たりの単価 ≒ 1,015円 よって、この場合の基本給は223,715円、1時間当たりの単価は約1,015円となります。