もと高校理科教師がお答えいたします。 数学の教師になるならだいたい理学部か教育学部に行くのですが、 理学部は「学問を学ぶ。研究者になるために行くところ」です。 教育学部は「数学教育を通して子どもを育て上げる知識・技術・思想を身につけるところ」です。 私は地方の国立大学理学部出身ですが、だれも教師になろうとは考えていなかったし、私自身も企業の研究職を希望していました。 教師になって痛感したのは「教育学の基礎基本」をまったく理学部ではやらない。それこそ教員免許取得するための授業を必要な人だけ選択するだけですから、高校教師になったとき、教育学部出の生物教師との差に愕然としたものです。 心理学を学ぶのも決して無駄ではなくプラスの換えることはできると思いますが、「数学教育とは何か」を胸を張って人前で講釈垂れるぐらいの技量を持つのに数年かかるので、まずはそちらの方をじっくり学ぶことをお勧めします。
筑波の心理は"理論上"は取得可能です。 中高の教員を20年近くやってますが心理学の知識なんて一度たりとも使ったことなんてありませんが。 そんなことよりも何百倍何十倍も教科の知識や教える力の方が大事です。 特に数学はどんなに少なくても数学科卒くらいの数学は理解してないと話にならないですよ。 僕は10年弱数学を教えてましたが数学科出身じゃないので常に大学数学の本を片手に生きてましたよ。 ベクトル解析や微分方程式は当たり前のものとして複素関数論や整数論など本当に様々な数学を学びました。 今でも当時の生徒たちにはこんな数学が全然わかってない人間が教えて申し訳なかったなと思ってます。 やっぱり数学教員は最低でも理学部数学科卒出来れば理学修士(数学)くらいは持っていて欲しいです。
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