ざっとした計算をしてみます。 月の賃金・標準報酬を賞与込みで200,000円としますと、 3年間の厚生年金保険料は 200,000円×0.0915=18,300円 18,300円×12×3=658,800円になります。 標準報酬が300,000円とすると988,200円になります。 いっぽうこの3年で、どれくらい年金給付が増えるかというと、 200,000円×5.481÷1000×12×3=39,463円、 300,000円×5.481÷1000×12×3=59,194円となり 65歳から普通に受けるとして毎年約40,000円から60,000円年金が増えます。 57歳でやめ、3年間は国民年金を掛けるとしますと、 保険料は、16,590円(22年度価格)×12×3=597,240円 増える年金額は、 777,800(22年度価格)×36÷480=58,335円 以上の通り、厚生年金で標準報酬300,000円であれば、約1,000,000円納付して年額約60,000円の増加、 国民年金であれば、約600,000円かけて年額約60,000円の増加になり、数字的には両者あまり変わりません。 なお、厚生年金は、定年後引き続いて関連会社など厚生年金のある会社に勤めれば、年金額は、先の計算からすると、毎年2万円ずつ増えますから、仮に10年勤めればさらに20万円見当で年金が増えていきます。 国民年金の方は、60歳までが義務的な加入期間で、任意で5年間伸ばせます。その額は、1,000,000円かけて約100,000円の年金増になりますが、国民年金は天井が約800,000円(23年度価格で795,000円)と決まっているので、それ以上は支給されません。 金額を伸ばしていく楽しみは厚生年金にありますので、そのあたりもお考えになってはいかがでしょうか。 また、年金の立場全体から見ると、 たとえば、この3年にけがをして障害が残った場合、厚生年金に入っていれば、3段階の障害年金がでますし、上位2段階なら、同時に国民年金から障害基礎年金がでます。 また、もし万が一お亡くなりになるようなことがあれば、厚生年金から老齢年金お4分の3の額が奥さまに出ますが、国民年金だけだと、小さな子供さんがいなければ遺族基礎年金は出ません。 老齢年金だけでなくほかの年金にも目を配れば、厚生年金の方が柔軟で、幅広いと言えます。 会社勤務という労働の不効用と、賃金・年金という将来の所得の効用を、比較され、ベストな選択をされますようお祈り申し上げます。
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大幅に変わることは無いでしょう。 でも、国民年金保険料を納める義務があるので、 60歳到達までの間の年20万は痛いかもしれません。 年収438万程度ならなら、年2.4万くらいずつ増えているはず。 3年早く退職すれば、7.2万減るので、月額6000円減ります。 大した額ではありません。
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