解決済み
現在飛行機のパイロットは離陸と着陸時には操縦士が操縦していると思いますが技術の進歩で離陸と着陸時を含め全て全自動運転になった場合飛行機に操縦士や副操縦士は搭乗しなくなると思いますか?回答に理由があると助かります。
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離陸も自動で行う事が出来る様になってもパイロットが乗務しない機体が 飛ぶ事は有りません。 駐機場からのから到着まで全て自動で行えるとして誰がその機体の移動や 停止を操作するのか想像が付きません。 どこかのスイッチさえ入れて置けば勝手に出発すると言う訳にも 行かないでしょう。 自動操縦装置に不具合が発生すればパイロットが操縦するしか有りません。 飛んでいる機体の速度や針路を管制間隔維持のために変える時には管制官が 何かのスイッチを操作して変えるのでしょうか。 活発な雲を避けて飛んだり揺れない高度を選んで飛ぶための判断は 誰が行うのかもどうなるのか分かりません。 急病人が発生した時にその状態を確認して緊急着陸するのか そのまま飛び続けるのかを判断するのは誰が行いその結果の責任を 誰が取るのでしょうか。
現在はまだ技術的には完全な自動運行による飛行が実現されていないため、操縦士や副操縦士が搭乗することが続けられます。ただし、将来的に技術の進歩により自動運行が可能になった場合、人間の操縦者不要となる可能性もあります。 しかし、安全面を考慮すると、現時点でも人間の操縦者が不可欠であり、完全な自動運行によっては安全性が保証されない可能性もあります。また、状況に応じて人間の操縦者が急いで対応することができることも自動運行では難しいです。 このような理由から、現在も操縦士や副操縦士の搭乗が続けられることが予想されますが、将来的な技術の進歩によってはこのような見通しが変わるかもしれません。
飛行機ということであれば、グローバルホークは離着陸を含めてパイロットは操縦していません。
これって自動車の自動運転化の流れと対比してみると判り易いかもですね。 最近はAIテクノロジーの発達と各種のセンシング技術の進化により、レベル3に準ずる車が世に出てきていますね。 で、飛行機は三次元空間を飛びますが、車はあくまで二次元な世界にとどまります。 ちょっと考えると飛行機の方が困難に思えますが、内容的には車の方がはるかに難しいんですね。 車の自動運転となると絶対に道路から逸脱してはならず、一般道となれば対向車とのすれ違いも頻発しています。 側道からの飛び出しや歩行者、自転車などの動きも常にチェックしなければならず、その為のセンサー類も多様なものが要求されます。 又、レスポンス面でもAIが危険と判断した際の反応の速さも重要であり、緊急ブレーキ、危険回避ステアリング等、対応に求めらるのは0.1秒単位の短い時間内で処理しなければ意味がありません。 片や旅客機の自動操縦については既に30年以上前から実用化されていて、出発前に飛行ルートを入力しておく事で、離着陸時以外はほとんどオートパイロット任せで飛んでいます。 空路には道路のような厳格な境界線もなければ、人や鳥との遭遇もありません。 対向して向かってくる飛行機も、数キロに及ぶ間隔を空けて高度差もつけており、空中衝突の可能性もほぼゼロに近いものがあります。 車でゆえば片側10車線の高速道路を、見える限り前後に車はおらず一人ぼっちで走るようなものです。 そんなことでオートパイロットは長距離便にとって非常に便利な機能となっていますが、離発着に関してはパイロットが担うこととされています。 飛行機事故の過半数はこの離発着時の数分間の間に生じているのが実態あり、その緊急事態への対処能力は未だパイロットが持つ能力の方が信頼できると判断しているわけです。 しかしながら自動運転車の開発スピードは凄まじく、既にレベル4(目的地迄の道のりはほぼ自動運転化)のテスト車が一般道路を走り出しています。 飛行機の新機能導入は意外と保守的な面もありますが、自動運転車の進歩を目の前にして、離発着自動化の機運が高まるやも知れませんね。 しかし、パイロットが全くいない完全自動操縦機となると、何処の航空会社も二の足を踏むのではないでしょうか?
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