阪大理学部卒の者です。 >そんなぽんぽん出せるようなものなんですか? 出ません。 分野にもよりますが、年に1件ぐらい英文論文を出せる程度です。 しかも、阪大の研究テーマでも後追い研究のようなものが多く、斬新的な研究というのはなかなかできません。 有機合成なんかだと1ステップ進むにもすんなりと行くことはまずなく、ひどい場合は10回ぐらい失敗を繰り返します。 企業の研究でも、ブレーキオイルの開発にいろいろな物質を試し、1000種類以上試してやっと見つけたという話を聞いたことがあります。 >結果というのはどの程度のものですか? 研究は試行錯誤の繰り返しで、山師の世界のような面があります。 苦労しても思うような結果が出ないこともあるし、ひょっこりと大きな発見につながることもあります。 運の要素もありますが、ちょっとしたきっかけを見逃さない観察力が大切です。フレミングのペニシリンの発見なんて有名ですよね。 >ほんの小さなものでも結果を残したと言えるんですか。 インパクトの小さいものは、それなりの評価でしかありません。 そういうものばかりだと、解雇ということになってしまうでしょう。 >理系の仕事を調べてると将来上手くやっていけるのか不安になってきました。 良い研究成果を得たかったら、一つ有効な方法があります。 それは、ノーベル賞学者の主催する研究室など活発に研究をしているところに所属することです。そういうところは設備が整っており予算が潤沢で、創造的なテーマを設定して研究しています。指導も良い場合が多く、成果が出やすいです。 ニュートンも「巨人の肩に乗る小人」と言っていますよね。 If I have seen further it is by standing on yᵉ sholders of Giants. 阪大からもそういう研究室に留学中に一発当てて、教授になった人が多いです。 頑張って下さい (o^-')bグッ!
メーカーの研究所などに勤務する場合、個人ではなくチーム単位で活動しますが、チーム単位で特許出願のノルマがあったりします。 有名企業は1000件以上の特許を出しています。 https://ipforce.jp/patent-ranking これがビジネスに直結するか、儲かるかどうかは良く分からなくても、新しい製品製造方法などについて特許を出すのが成果としてカウントされます。 10年かけて画期的な発明をするというよりも、ちょっとした改良案を1年単位で求められるのです。 このあたりは営業マンの販売ノルマと変わらないです。
研究の成果を社会実装することがgoal。 具体的にはガイドラインの作成まですること。 がんばって、若者。
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