28歳女です。退職するため確定給付企業年金の脱退一時金が75万円が支給されます。

Question

28歳女です。退職するため確定給付企業年金の脱退一時金が75万円が支給されます。再就職を予定していますが、数ヶ月後になるかと思うので退職金として一時金として受給するか企業年金連合会への移換になるかと思うのですがどちらがよいのでしょうか。
企業年金として受け取ろうと思ったのですが75万だと受取金額的にはそんなに違いはでないのでしょうか？

Answer 1

各選択肢のメリット・デメリットですが、

・一時金で受け取る
退職所得控除が受けられます。
勤続年数×40万の控除が受けられるので、会社退職金と脱退一時金の合計額が控除の範囲内なら、税金が引かれることがありません。
受け取るのに手数料もかかりませんが、受け取った後に運用をしたいなら自分で考える必要があります。

・企業年金連合会に移換する
移換する際に事務手数料が引かれます。
その後年率1.25％の利息がつけられ、65歳以降に終身年金として受け取れます。
年金は受け取る際に雑所得として課税されます。
また、連合会は将来的に解散することが決定しているため、解散後の給付の内容が現行のものと同一であるかは現時点では不明です。

この2つでしたら私なら一時金で受け取ることを選択します。
言い方は悪いですが元手となる金額がそれほど大きくないということと、連合会に移す場合の事務手数料と、年金として受け取る際の税金が確実なマイナスポイントになるからです。

なお、脱退一時金の多制度への移換は1年以内に申出を行えばよいこととされています。
ですので、再就職先が決まるまでは選択を保留してはいかがでしょう？
再就職先に魅力的な企業年金がないとも限りません。
また、iDeCoは選択肢には入りませんか？
既に口座を持っていたり、今後やってみたいというお気持ちがあるなら選択肢になると思います。

Answer 2

再就職までに現金が必要であれば一時金受け取り、そうでなければiDeCoに移換して、60歳まで長期資産運用して増やせばよいと思います。

企業年金基金連合会は、予定利率が1.5％と低いのでお勧めしません。

退職時の手続き
https://www.ideco-koushiki.jp/retirement/

iDeCoとは
https://youtu.be/uGblfw4SVBI

企業年金基金連合会
https://www.pfa.or.jp/nenkin/nenkin_tsusan/files/pamph_h290401_03.pdf