解決済み
社会保険や年金について。23歳です。現在祖父の個人事業を手伝っており、2年後に跡を継ぐことになっています。規模としてもあまり大きくない為、自分としては社員等を雇わずに1人で切り盛りしようと思っています。すると母が「個人事業主になると社会保険に入れないから、将来年金等で苦労するはず」とのことでした。そこで祖父引退後は母が個人事業主として登録し、大部分の経営や運営は私が担うが社員として社会保険に加入することを勧められました。 イマイチ社会保険の重要性が分からないので、そうすることのメリットやアドバイス等をいただけると幸いです。僕個人としては母を雇う(形式上雇用関係は逆)費用を自分の取り分に回したいと考えているので、社会保険を重視すべきか悩んでいます。 ちなみに事業は学校教材の販売店です
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「そこで祖父引退後は母が個人事業主として登録し、大部分の経営や運営は私が担うが社員として社会保険に加入する」とのことですが、母である事業主が、厚労大臣の認可を受けて厚生年金と健康保険の任意適用事業所にすることは可能です。 しかし、その場合、厚生年金と健康保険(協会けんぽ)の保険料が当然に発生しますが、あなたの負担分だけでなく同額の保険料が事業所側にも発生します。 例えばあなたの月給が30万円だとすれば、あなたの分と事業所の分を合わせた保険料は約9万円です。勘定科目は、あなたの分の保険料は賃金で、事業所の分は法定福利費になります。どちらも税務会計上は損金計上できますが、財務会計上は適用事業所にする前に比べて年間100万円以上、収益を圧迫することになります。 なお、質問では触れられていませんが、同時に雇用保険と労災保険の適用事業所にもなるので、労働保険料も新たに発生します。 経営状態がいい場合は適用事業所にした方が課税対象額を減らせることでプラスに働くでしょうが、経営状態が悪い場合はマイナスに働きます。 よって、あなた個人が老齢厚生年金を将来もらえることのメリットと、経費の新たな発生が経営に与える影響を天秤にかけて考える必要があります。
なるほど:1
厳密には「社会保険に入れない」のでなく、お母さん提案の方法でいけば「将来の老後の年金が手厚くなる」ことが確かなのです。 下記解説サイトは、その手厚くなる仕組みそのものや、お母さん提案の場合の社会保険料はうんと負担額が増えることには触れていませんが、「将来のため」の先行投資という考え方もありますから、回答者は一概に否定はしないです。https://www.saisoncard.co.jp/credictionary/bussinesscard/article189.html お母さんが個人事業主となることについては、本人の取り分を可能な限り少なくすることも、双方で事前合意しておけば問題はないです。実質、お母さんは事業運営に関して何も出来ないわけですし。 さらには、なんとなれば事業を株式会社化して一人社長の座に収まり、社会保険関係は「自分で自分を雇う」こととすれば、お母さん提案の方法がとれます。 https://vision-bizmarket.com/media/knowledge/knowledge00047/ 会社設立となると、事前手続きや確定申告などがそこそこに面倒となりまして、社会保険関係を有利にするのが一番目的というのでも……です。 なので、上記の解説サイトにあります他のメリット面によく考慮検討のうえ、実際によしと思われれば、それでお母さんの介在なしでいけるので、そのこともまた心の内でのメリットとなる話です…
なるほど:1
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