有給休暇、皆勤手当についてです。

Question

有給休暇、皆勤手当についてです。皆勤手当が月2万つきます。しかし、有給を半日取ると5000円、1日取れば10000円、2日取れば消えてしまいます。これは普通のことなのでしょうか？
有給を使い給料が減ってしまうと有給の意味が無いような。皆勤手当があるだけいいと考えるべきなんでしょうか？

Answer 1

そういうことは 法律に反します と建前上は回答します
しかし 現実には そういうことは結構あるようですし
クレームをつけても 要注意人物とマークされるだけで 後々不利です。

Answer 2

個人的な意見なので共感いただけるかはわかりませんが、考え方論のお話であれば気にしない事が一番かなと私は思います。

月2万手当が貰えるという事は年間で最大24万ですよね。そこだけ聞くと大きいような気もしますが、仮に今よりも年収25万あげる事ができさえすれば、有給しっかり消化しても今より年収が高い事になります。

私ならば、年収をなんとかして25万以上あげる事に目を向けます。そしたら、その手当の損得を気にせず有給を消化できるようになり、心身的にも健全かなと思います。

Answer 3

30年くらい前には金額の多寡は別にしても普通に多くの会社で存在する制度でした。
自分の会社は15年以上前に皆勤手当の存在が有休取得推進の妨げになると労働基準監督署から指摘を受けましたので制度自体を廃止しています。
なお廃止するだけでは不利益変更になるので、その財源を基本給に上乗せする形に変えました。

それと今は年５日の有休義務化が法令で定められているので、法令に従えば皆勤手当は受け取れなくなり、制度が自然崩壊しているのは明らかです。

Answer 4

皆勤手当の給与に占める比率も影響します。
有給を欠勤扱いとすることは違法ですが、
皆勤手当について最高裁判例では、

有給を推奨しないという姿勢については疑問符あり。
ただし、手当が平均収入の２％未満で、収入に占める割合が少ないことも考慮して、有給取得者に与えないことが公序良俗に反するとは言えないとされています。

月２万円のいう額はそこそこ大きいと思われるので、公序良俗に反するとされる可能性はあります。
ただ、裁判等で争わないと結論は出ない難しい内容だと思われます。