解決済み
生涯教育という言葉は欧米ではごく一般的だそうですが、 日本ではそれほど定着していないようです。 40歳過ぎてから大学に行く人も欧米の20~35%に対して 日本では5~8%程度だそうです。この違いはどこからくるものでしょうか。
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生涯教育の対象を大学に限っているので、そういう結果になるのだと思います。 日本の主要な生涯教育の場は大学ではないので。 欧のシステムだと、例えば仕事の配置転換で急に商法の知識が必要になった様な場合、その部分だけ単科受講で近くの大学へ学びに行くという様な事が可能です。しかも国立なら学費はタダか、殆どタダみたいなもの。なので、企業も「大学で勉強してきて」と社員を大学に出すので、就職後も日本より大学へ行く可能性は高いと思います。 日本ではそれは普通社内でのOJTやフォロー教育、関連会社に出向という形で学びますので、同じ事をしていても生涯教育の数字にはなりません。 また、欧は大学入学資格(フランスのバカロレアとかドイツのアビトゥーアとか)があれば、いつでも大学に入れます。 なので、退職後に大学で趣味的に講座を受ける方が多くいます(前述したように金銭的負担もほとんどないし)。 が、その代りその恩恵は全国民が等しく享受できるわけではないです。 仏独などは小学校5,6年の成績で進学コースか職業コースか中学校が分かれてしまうので、大学入学資格試験は、進学コースを高校まで終了できた子、または小学校で成績が悪かったけれどお金持ちの親が進学を希望し私学へ行って進学できた子、にしか取れません。 大学入学資格試験は日本の大検みたいに簡単なテストではないので、職業コースへ割り振られた生徒が大人になってから中高6年間の進学コースの勉強を自分で学びなおして大学入学資格を取るのは、現実問題として不可能ともいえるシステムです(大検対策塾・・・みたいなものはありません)。 なので老後に大学へ行くのはある意味ステイタス・・・みたいな面もあるんだと思います。 日本では主な生涯教育の場は、誰でも参加できる文化センター、スポーツセンター、あるいは個人の教室などや自主グループ(いわゆる習い事も生涯教育に含まれますので)、通信教育などの方が主流で、大学ではありません。 そういう大学以外の生涯教育参加者を加えたら、日本でもそれなりに数字は伸びるんじゃないでしょうか。
大学が社会の溶け込んでいないことと、いったん就職してしまうと、会社・仕事が最優先になり、学習の継続、社会活動への参加ができなくなるからかと思います。 よく、言い訳に「仕事だから・・」と言うのがありますが、なぜ仕事がその他の事を犠牲にしてもいいのか・・という疑問と思考がその後に続きません。下手したら、命より仕事です。「ワークバランス」がめちゃめちゃです。 あまりにも仕事・・と言うより、会社中心になってしまい、視野が狭くなり「偽装」などの不正をほとんど疑問も感じずやる状況で、それによって会社が消滅するって事実もあるのに相変わらず繰り返されます。もっと社外で学習していればこのようなことも少なくなるのではないでしょうか。 もう少しバランスを取って、仕事もしっかりし、視野を広める「生涯学習」にも参加し、仕事や学習で得たことを社会活動に活かす世の中になったらいいなあ~と思います。
生涯訓練・・・最近の勉強商法がイメージあげてます。 大学ですが欧米とはシステムが違います。 日本はあくまでも新卒、受験浪人が対象でカリキュラムも その年代層に合わせたものでしかありません。 欧米のように、好きな時に好きな事項を学ぶシステムとは 根本的に違います。(そのような学部が多い)
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