当方中小企業の総務部長ですが、地域労働組合ユニオンって、怖いですか。

Question

当方中小企業の総務部長ですが、地域労働組合ユニオンって、怖いですか。目をつけた従業員へ、配転及び減給を申し付けたら、ユニオンへ駆け込まれました。
来年から団体交渉が始まりますが、不安で不安で仕方がありません。

Answer 1

地域ユニオンは「千差万別」ですが、少なくとも弁護士よりは怖くはありません（ただ、団体交渉に弁護士を含ませてくる場合もあります）。

ユニオンと言っても「ヤクザ紛いに声を荒立てる（が、中身が無い）」のもありますし、数の力でにらみを利かせる団体もあります。
もちろん、紳士的に理路整然と交渉を重ねる団体もあります。

本当に一概に言えません。
ただ「団体交渉権」があるのは間違いないの事なので邪見には扱えず、またその交渉権を振りかざしてくる傾向は少なからずあるでしょう。

ご心配ならこちらも弁護士を雇うなどして交渉を進めるべきかと思います。
あと必ず録音を、しかも「相手に了承を得て」してください。それだけでも相手は無茶がしにくくなるとは思います。

一応相手はプロですので、こらが「交渉の素人当然」「法律に精していない」と見られれば、圧倒的有利に事を進められる可能性はあります。
会社なら弁護士費用は経費で出せますから、ここは最初から任せるのが無難な手です。

Answer 2

過度に心配なさる必要はなく、配転及び減給の必要性を説明して、毅然と対応することが大切だと考えます。

現在、労働者の労働組合加入率が１７％を割り、ユニオンも、組合員獲得には熱心であり、労働者からのSOSには真剣に対応してくると思います。従って、回答は「怖い」になると思います。

団体交渉が決裂した場合には、あっせんや労働審判に進む可能性があると思います。社労士や弁護士などのアドバイスを受けて、結果を見通しながら団体交渉を進めるべきと考えます。

Answer 3

連合傘下の組合であれば紳士的に応じてくれます。しかし、全労連(共産党系)傘下であれば過激な要求をすることがあります。