経理実務経験者というのは 具体的にどこまでのスキルを求められてますか？

Question

経理実務経験者というのは
具体的にどこまでのスキルを求められてますか？

Answer 1

会計、税務、経理・財務分野に特化した人材サービス会社の転職エージェントがお答えいたします。

ご質問は「経理実務経験者は、具体的にどこまでのスキルを求められてますか？」とのことなので、応募を検討中の求人票の応募要件に「経理実務経験者」と記載してあり、応募可能かどうかを判断するために質問をされていらっしゃると想定し、回答いたします。

他の方も回答されている通り、企業によって異なります。
ただ、求人票の業務内容やポジションをご覧いただきますと、ある程度は想像ができますので、目安となる見方をお伝えさせていただきます。

業務内容に、決算などの会社の数字を作る「制度会計業務」と原価計算や予実管理など経営数字を作る「管理会計業務」の両方が記載してある場合、決算に携わった経験を求めることが多いように思います。日常的な現金の出し入れや経費精算のみのご経験ですと、スキル不足と判断される可能性が高いです。

経理職では、まず「制度会計」を経験したあとにステップアップとして「管理会計」に進むというキャリアが一般的です。そのため、業務内容にどちらも記載されている場合は、「制度会計」の理解を前提としており、「全体の流れがわかっていること＝決算に携わっていた経験」を求められることが多いです。
業務内容に「制度会計」業務のみ記載されており、かつスタッフ職の場合は、そこまでの経験は求められないでしょう。

また、業務内容と同時に確認して欲しいのは、募集ポジションです。
スタッフ職と違い、役職者の場合は、業務内容に記載してある業務は経験していることを求められる企業が多いです。
ただし、業務内容に『ゆくゆくは』、『将来的には』、『慣れてくれば』という言葉がある場合は、その後に続く業務の経験は、「尚可」条件とされており、必須としては求めていないこともあります。

募集背景や会社の売上規模・組織構成・ポジション・担当業務・教育体制など様々な要素により、企業がどのような経験・スキルをお持ちの方を求めているかは変わります。求人票記載の内容のみで正確に判断をするのは難しいといえるので、上記はあくまで目安としてお考えください。
そのため、興味がおありの場合は、積極的にご応募いただくことをお薦めいたします。

今回、想定しました『応募可能かどうかを判断するためのご質問』では無かった場合、見当違いな回答になっているかもしれませんが、想定通りでしたら、本回答が応募を検討するための参考なりましたら幸いです。

質問者様がより良い転職ができるよう願っております。

Answer 2

スキルとしてはざっと以下になります。主任クラスを想定しています。

上場企業で、原価計算、連結決算、有価証券報告書作成、会計監査対応、経理システム業務要件とりまとめ、法人税、消費税等税務会計、国税調査対応ができる、経理業務全般で初級の経理部員を指導できる。

資金等の財務もできると尚可です。

Answer 3

募集している会社の規模によって全く違います。

中小企業では、小口管理、預金管理、原価計算、月次締管理、四半期決算、年度決算対応、予算実績管理、資金管理、予算策定、中期計画策定、法人税申告書作成などができると経験者として採用してもらえますよ。

Answer 4

求めているスキルは募集する会社によって違うので一概には言えない。