解決済み
派遣切りなどの報道で使われている「失業」と「失職」の違いを教えてください。派遣切りに関する新聞報道などで「失職者数○○万人」といった記述があります。一方で「失業者数○○万人」という記述もあります。 「失業」と「失職」は定義が異なるのでしょうか? 思うに、 ・失職者は、職や地位を失ったがまだ雇用契約は継続していたり求職手続きをしない(失業給付を受けない)で転職した場合など。 ・失業者は、ハローワークが把握している失職者。 なのかなと。だから基本的には「失職者>失業者」という関係ではと想像しているのですが、間違っていますか? どなたか教えてくださいマセ。
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まず「失業」についての法的意義(定義)については次のように定められています。 「(雇用保険の)被保険者が離職し、労働の意思及び能力を有するにもかかわらず、 職業に就くことができない状態にあることをいう。」(雇用保険法4条3項) つまり、ハローワークに来ていても、雇用保険に加入していなかった人は 「失業者」にはカウントされません。 次に「失職」ですが、かなり特殊な用語で、公務員の身分がある人が、 法律に定められた事由によって公務員の身分を失う (禁固以上の有罪判決が確定する、リコールされる等) 場合にしか正式には用いません。 マスコミで「失職者」といっている場合には、「失業者」としてカウントされる人以外は あえていえば「無業者」「求職者」「無職」などと呼ぶことになるでしょうね。 「無業者」などは差別用語に見えるかもしれませんが、雇用保険法の被保険者という 保護を受けられない非常に厳しい状況におかれた人と理解した方が良いでしょう。
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