実績がある方なので、有利に働く場合もあります。 ただ、総じて「東京から来ました」という”自称ディレクター”は、はっきり言って使いづらいという印象が強いです。 例えば「キー局の〇〇という番組でディレクター(演出)をやってました!」という人が時々自信たっぷりに面接に来ることがあります。 その際に「具体的に何をやってましたか?」と聞きますと大体「コーナーディレクターとしてまとめ役を・・・」などと言ってVTRを見せてくれたりするのです。 以下質疑 Q「ネタ探しはどうやって?」A「リサーチャーが探します」 Q「アポ取りはどのように?」A「ADがやってました」 Q「撮影で注意したことは?」A「それはカメラマンの仕事で」 Q「台本作りって大変だよね?」A「そうですね、構成作家さんが」 Q「自分の編集の特徴は?」A「編集マンに任せてまして」 Q「編集チェックで気を付ける点は?」A「プロデューサーが見ています」 Q「・・・え?じゃあお前は何をやっていたの?」A「・・・・・」。 地方ではこれ全部ディレクターの仕事です。場合によっては一人で。 東京で超人気番組の演出をやっていたと豪語していた自称ディレクター、地方局の情報番組で使い物になるまで2年かかりました。 あくまで一例です。 こうならない自信があれば、きっと通用します。お待ちしています。
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